携帯アクセス解析

卒業特集2009


(11)アーチェリー部男子/山中将弘
「体が動かなくなるまで」
絶対的なエース。ワセダの門をくぐった4年前からその事実は揺らがなかった。チームが奮わない時も、常にひとり安定した成績を残し早大を引っ張った山中将弘(スポ)。その4年間は決して輝く花道ばかりではなかった。

 早大アーチェリー部男子が悲願の全日本学生王座決定戦(王座戦)出場を果たした翌年、山中は入学した。リーグ戦上位2チームが出場することができる王座戦は、団体としては最も重要な大会。当然、進出への期待がかかるが残念ながら3位に終わり一歩及ばず。リーグ戦の成績だけで言えば、ピークはここにあった。その後2部降格を経験し、迎えた3年の春。自身が1番印象に残っている試合にあげた1部・2部入れ替え戦を1位で勝ち抜けた。「仲間と試行錯誤して」つかんだ勝利で、やっとの思いで1部復帰を果たす。しかし、昇格した先で待っていたのはまたも茨の道だった。09年、男子の受難は続く。人数不足、不振。王座戦出場どころか下位2チームが臨む入れ替え戦に回った。団体として目標の王座出場は最後まで成し得なかったが、個人として山中は極めて優れた成績を残した。4年間で、全日本学生個人選手権大会 ・全日本学生室内個人選手権大会 に出場。今年度は全日本ターゲット選手権にも出場し、予選で敗退したものの、少ない練習量ながらしっかりと結果を残し続けた。途中で引退してしまう選手も多い中、最後まで後輩に戦う姿を見せた山中の姿は後輩の心にしっかりと残っただろう。

 早大での4年間を終えても弓を引くことは辞めない。社会人になっても山中のアーチェリー生活は続く。新たな場所で、新たなユニフォームに身を包み、「体が動かなくなるまで」弓とともに歩んでいく。(記事、カメラ 尾崎睦) 

山中
    

一覧へ
TOPへ