卒業特集2009
(4)空手部/小野原友貴
ハンデという名の可能性
スポーツにおいてハンデというものは結果に大きく影響をもたらす。体格差というのは一番わかりやすく、大きなハンデではないだろうか。こと格闘技系では指の僅かな差が勝負を分ける時さえある。小柄な小野原友貴(スポ)はその体格差を武器にハンデから可能性を見出だし勝負をした。
空手は身体の決められた場所を制限時間内に多く技を決め得点を多くあげた方が勝者となる。力でねじ伏せる、速さでかき回すなど様々な戦法がある。
小野原は後者の戦法と、「奇抜」な技を駆使し勝ちを積み上げてきた。「上段廻し蹴り」時折見せるこの技に会場の視線がしばしば集まるほど素晴らしい切れ味を見せていた。間違いなく日頃のいかにして体格差を埋め、相手に勝つのかという考えが凝縮された一蹴だった。
ハンデは考え方1つで必ずしもマイナス要素だけではなく、プラスへの化学反応を起こすことを見せてくれた。次は自分のハンデを逆手にとり最大の長所にと取り組んでいた姿を一番間近で見ていた後輩達が「自分の可能性とは何か」と感じ、考え、実践し次代へと引き継いで行く。(記事、カメラ 山中太裕) 

小野原
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