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アカクロPRESS


スクラム

帝京戦、スクラム勝負はファーストが鍵
 27日の帝京戦、スクラムの優劣は試合の流れを左右する大事な要素である。ワセダはFWの要であるHO有田とLO中田を欠くが、最低でもマイボールは確保するような展開に持ち込めれば、徐々に流れをおびき寄せることができるだろう。

 「ダメだ―、バラバラ―」。26日にスクラム練習を行ったワセダFWは、最初の1本目でコーチ陣から厳しい”ダメ出し”を受けた。これは、試合前練習においては珍しい光景。いつもであれば、最初の1本目から選手・コーチ陣双方がある程度納得できるスクラムを組み、最後まで確認程度で終わらせる。しかし、この日は違った。左PRとHOには1年生が入り、右PR瀧澤直はこの一週間をほぼ怪我の回復に当てている。第一列を中心に、コンビネーションの精度はまだまだ発展途上のようだ。
 では、ワセダはスクラムで簡単に分を許してしまうのか。そうとは言い切れない。圧巻は、直後の2本目に訪れた。瀧澤を中心に数点のチェックポイントを確認すると、8人の力が結集され、見違えるようなスクラムでマシンを揺るがした。

「オーケー、良い当たり!!」―。

 今度は、一転して賞賛の声があちこちから飛ぶ。まだ完成型ではないにせよ、現状のメンバーで最高のスクラムを引き出すための引き出しは、いくつか用意してきたようだ。


 試合では、ファーストスクラムが鍵を握る。修正能力の片鱗が垣間見えはしたものの、「これを試合中に」となれば分からない。やはり、最初の一本目を良い形で組み、勢いで80分間を乗り切ることが理想的である。キックオフまでにFW陣がどれだけのコミュニケーションを取れるか・・・。ことスクラムに関しては、試合の笛はもう鳴らされている。

立命館戦に続き、帝京戦でも先発を勝ち取ったPR上田竜太郎。怖いもの知らずのプレーでチームに勢いをもたらしたい


    




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