アカクロPRESS
試合前練習レポート
「荒ぶる」への序章
12月19日。この日、早田主将が鉄笛を鳴らしたのは午前10時と少々早め。冬の朝特有の突き刺す様な寒さの中、20日の立命館戦に向けた試合前練習はスタートしました。まずは、この日も全部員が見守る中で行われたAT&DF。BKの展開を中心に確認、確認。先発を勝ち取ったCTB宮澤選手は、練習の合間合間で積極的に声を出すなど、メンバーをリードする姿が印象的でした。昨季は公式戦全試合に出場したこの選手も、今季は激しいレギュラー争いに遭い、Bチームが主戦場。夏、秋とAチーム浮上へのきっかけを掴みはしましたが、いずれもアクシデントに見舞われ(夏はインフルエンザ、秋は右膝の故障)その都度Bチームへ。全ての悔しさを、明日の大一番で晴らしてもらいたいところです。持ち味の巧みなラインコントロールはもちろん、その後のタックル練習で見せた、低く、重く、鋭いタックルは、ファンの胸をすくこと間違いなし。明日はワセダの13番に要注目です。
全体練習終了後、ポジション別練習へ。ここでは、FW、BKともに「(怪我の発生などで)誰が抜けてもいいように」と、あらゆる事態を想定しながらメニューが消化されました。FWはスクラム、ラインアウトと様々なフォーメーションを確認。瀧澤選手は「僕は1番やらなくてもいいですか?たまにはやりたいですよ、なつかしのポジションで」と懇願しましたが、この要求は受け入れられず。3番の後はHOのポジションに入り、後輩達をリードしました。
BKではリザーブメンバーを交えた際、宮澤選手が12番から13番に移るなど、こちらも緊急事態に備えた準備が行われていました。
愛知県・瑞穂への遠征もあるため、この日は通常よりも短めの練習。1時間強で全メニューが消化されると、その後は各自の調整に任されました。BK陣で最後までグラウンドに残っていたのはSO山中選手と吉井選手。二人でひたすらハイパントを蹴り続けました。「いいね吉井、いい高さ」と声を掛けながら、同ポジションの後輩を盛り上げる山中選手の姿が印象的でした。
明日は「荒ぶる」へ向けた大事な第一歩。取りこぼしはもちろん、消化不良のゲームは絶対に許されません。「相手がどこであろうと、難しい」(中竹監督)という選手権の一回戦を制し、早田組は運命の2回戦へ駒を進めます。
◆大学選手権1回戦
ワセダVS立命館
14:00kick off
@瑞穂ラグビー場

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