アカクロPRESS
早明戦プレビュー
早慶戦の激闘から2週間。今週末12月6日、国立競技場にて、関東大学対抗戦の最終マッチ・ラグビー早明戦が開催される。明大は3勝3敗で現在5位。無条件で大学選手権に出場できる4位浮上への可能性は既に絶たれ、苦しい戦いが続いている。一方のワセダは5勝1分で2位。これまでの流れからワセダ有利なのは火を見るよりも明らかだが、昨年も似たような状況で「まさか」の敗戦を喫している。「昨年のようなことが絶対ないように、気を引き締めて」(SO山中亮平)臨まねばならない。
この試合、見どころとなるのはFW対決だ。ワセダFWが試合毎にセット、フィールド含め安定感を増しているのに対し、明治FWは逆に不安定さが目立つようになってきた。慶應、筑波、帝京と3連敗を喫したここ数日の壊滅ぶりは明らかで、吉田監督も「勝つために何をしたらいいか分からない状況になっている」と、完全に自分たちのスタイルを見失っている様子である。しかしここで怖いのは、良い意味での「開き直り」。昨年がそうであったように、土壇場に追い詰められた明治・重戦車が伝統の「前へ」を復古してくる可能性は大いにある。サイズ面で劣るワセダにとっては、縦の圧力を掛けられるとブレイクダウンの圧倒が容易でなくなる。自然HB団に掛かるプレッシャーは大きなものとなり、その展開は過去の敗戦パターンと酷似してきてしまう。強力BKの展開で試合を決したいワセダとしては、FW戦の敗北は絶対に避けたいシナリオだ。
以上のように今年の早明戦もまた、FW対決が鍵を握ってくることは間違いない。

勝利の鍵はブレイクダウンの圧倒!!
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