ラグビー
試合レポート
試合ハイライト
8月21日 長野・早大菅平グラウンド
法大に走り勝ち、調子は上々!
カントー戦から中4日で行われた夏季オープン戦第2戦目、ワセダは法大と対戦した。前半こそインゴール手前でミスを出し、相手の早い攻撃に苦戦するも、後半は連日の暑さや疲労をものともせずに強さをみせ、76-19と大差をつけて圧勝した。
前半開始1分、早くもスコアは動く。中央でパスを受けたCTB坂井克行(スポ4)がまず相手を1人なぎ倒すと、ステップでディフェンスの網をかいくぐりポール下へ飛び込み先制トライ。セブンズでの経験をものにし日々進化する坂井の強靭なフィジカルで幸先良く7-0としたワセダだが6分、ミスをつかれ相手にターンオーバーを許すと、左サイドを突破され同点に追いつかれる。その後13分に、SO山中亮平(スポ4)の技ありバックパスを受けたフランカー山下昴大(スポ3)がトライを挙げ12-7と得点を重ねたものの、ここ数試合課題として挙げられているチャンスでのミスがこの日も響き、ワセダは大事な所での取りこぼしが目立つ。そのミスを利用しすばやく展開する法大の前にリズムをつかみ切れず、24-7で前半を終えた。

試合開始直後から気を吐いた坂井
うだるような暑さの中、ワセダが今季重きを置いている『走り勝つ』ラグビーで差をつけたい後半。開始2分に1トライを献上するが、体力の消耗から足が止まり単調なパス回しをする法大に、ワセダはターンオーバーを連発させ怒涛のトライラッシュを披露する。15分、攻守にわたって起点を作り活躍をみせていた山下がステップで相手をかわし、この日3つ目となるトライで存在感を表すと、直後の17分には左サイドライン際をWTB中濱寛造(教4)が駆け上がる。山中でワンクッションをおきボールを再び受けた中濱は、そのままインゴールへと突き進んだ。続く21分にもフランカー中村拓樹(教4)が中央に飛び込むなど、完全に主導権を握り試合を決定づける。前半のリズムの悪さを修正し「後半はもっとBKを使っていこう」(中濱)という言葉通り、山中や中濱を筆頭とした盤石なBK陣の猛攻が光り、後半だけで8本ものトライを決めたワセダ。終わってみれば76-19で相手を圧倒し、格の違いを見せつけた。
「点差ほど実力差はない」と辻高志監督(平12人卒)は冷静だが、菅平での合宿も後半戦に入り「バックスリーのコミュニケーションは合宿前よりかなり良くなっている」(中濱)、「ブレイクダウンについては成果が出ている」(山下)と選手たちは確実にチーム力が上がっていることを実感している。依然として取りどころで落球するなど課題は残るが、中3日で迎える関西学院大戦へ向け、ワセダに迷いはない。『走り勝つ』準備はもうできている。(記事 沖嶌めいアリスン、カメラ 高森静香)

淡々とインゴールを狙う山下
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