ラグビー
試合レポート
試合ハイライト
春季オープン戦B対立正大 6月12日
埼玉・立正大グラウンド
真夏日でも『走り勝つ』、それが今季のワセダだ!
気温30度を超える暑さの中、ワセダBチームは早大OB堀越正巳氏(平3人卒)が監督を務める立正大(Aチーム)と対決した。ジュニアワールドラグビートロフィー(JWRT)のために、チームから長期離脱していたフランカー山下昂大(スポ3)らU20代表組が揃って出場。JWRT大会トライ王に輝いたWTB中鶴隆彰(スポ2)の3トライを含む、合計8トライを奪い、50-10で勝利した。
「暑かったです」(ロック黒木東星=スポ1)。試合後に選手たちが語ったように、この日は気温30度を超える真夏日。それでも今季のワセダは『走り勝つ』。その徹底されたスタイルは、暑さなど関係なく見事に貫かれた。試合が動いたのは前半12分、CTB下平泰生(商3)のインゴール間近まで迫る突進から、山下がショートサイドを突いて先制トライを挙げる。その後さらに1トライを奪い、迎えた27分、SH榎本光祐(スポ4)が蹴ったハイパントのこぼれ球を山下が拾い、中鶴にパス。ボールを受けた中 は相手ディフェンス2人をはじくと、さらに3人をかわして60メートル独走トライ。JWRT大会トライ王の実力を見せ付ける。その後は両チーム1トライずつ奪って26-5で前半を折り返す。

トライ王の存在を存分に発揮した中鶴
後半早々に立正大に1トライを返されるものの、その後はワセダがゲームを支配。16分、相手が犯したペナルティーを、もはや定番となったハリーからのBK展開で下平がラインブレイク。そのままインゴール中央にボールを叩きつけ、33-10とリードを広げる。さらに20分、27分とトライを重ね、締めは40分。相手の反則からNO・8河原﨑務(スポ2)が速攻を仕掛け、大ゲイン。立ったまま黒木につなぎ、その後は華麗なパス回し。最後は中靍が相手FBを振り切り、この日3つ目となるトライを挙げてノーサイドとなった。
しかし「インゴール直前でミスが多く、トライを取りきれなかった」(SO吉井耕平=スポ2)、「球を出すまでファイトできなくてSHがプレッシャーを受けてしまいました」(中鶴)など、まだまだ課題は多く、満点と言うには程遠い内容であった。次週の相手はライバル慶大。今季はあまり調子の良くない慶大だが、決して油断してはならない。この日の課題をしっかりと修正し、『ULTIMATE CRUSH』(完膚無きまでに叩きのめすこと)を期待する。(記事 佐藤啓太、カメラ 尾崎睦・原敬寛)

幾度も大幅に自陣を進めた河原崎
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