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ラグビー
試合レポート


試合ハイライト
完封ならず、道険し
春季オープン戦 
対埼工大 
6月5日 早大上井草グラウンド


初夏の陽気が漂う上井草で、早大Bチームと埼工大の一戦が行われた。ここ最近の試合では課題が残る戦いを見せていたBチーム。この日も前後半でメンバーが大きく入れ替わり、パフォーマンスの差は出たものの、80-12で勝利を収めた。

 前半からワセダがラッシュをかける。試合開始早々、FB飯田貴也(教4)が相手の隙を突きインゴール中央にトライ。その後も、巧みなパスワークで数的優位な状況を作り出しトライを積み重ねた。持ち前のタックルだけでなく、冴えを見せたラン。大柄な相手FW陣に対してもスクラムでは負けず、前線でプレーをすることができた。ほとんど文句のつけようのない内容で、気づいてみれば47-0と楽勝ムードで前半を終えた。

大柄な相手にも臆せず進む選手たち
 しかし、この試合の主眼は勝利とは別のものにあった。相手のレベルを考えると、ただ勝つだけではなく『完封』にこだわりたいところ。メンバーの半数が入れ替わり、動きが鈍いと思われた後半も、開始2分にNO・8河原崎務(スポ2)がステップで抜け出しトライ。スクラムはほぼ互角にわたりあい、相手の疲れにたたみかけたワセダが80-0という圧倒的なリードで試合を進める。『この日は違う』、そう予感させた。だが試合残り5分、徐々にミスが出始めていたワセダがとうとう崩れる。スクラムから相手の個人プレーで突破を許し、ワセダの完封を阻止するトライを奪われる。さらに試合終了間際にもタックルミスからトライをあげられ、ノーサイド。勝っても後味の悪い試合運びに、選手の表情からは苦々しさがにじみ出ていた。

 終盤、集中力を切らし詰めの甘さを露呈したワセダ。アタックに関しては十分な成果を出せた一方、流れの悪さに不安を残す結果となった。個人では、飯田が一人異彩を放ち、3トライ9Gの申し分ない活躍。しかし、チームとしての精度はまだまだ改善の余地がある。刻一刻と迫る夏。Bチームの浮上こそが、『有田組』を一歩一歩と高みへ突き動かすカギとなるだろう。(記事 岩田大佑、カメラ 原敬寛)

一人で33得点を挙げた飯田
    





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