ラグビー
試合レポート
対成蹊大、リコー
前向きな敗戦
4月4日神奈川・横浜カントリー&アスレチッククラブ
4月に入り、桜も顔を見せ始めたというのに冷え込んだ横浜、YC&ACでのセブンズ大会。7人がグラウンドに立ち、競技時間は7分ハーフの計14分で行われた。プロや社会人も出場する中、フランス遠征を目前に真剣勝負のトーナメントに挑んだ。結果、2回戦での敗退となってしまった今大会だが、チームに悲観の色はない。
まずは成蹊大との一戦。ためらいもなく攻め倒すワセダ。開始早々フランカー近藤統靖(教3)とロック土屋鷹一郎(スポ3)の連携プレーで先制トライを奪うと、着々と点を稼ぐことに成功。人数が少ない分、個々の力量がモノをいうセブンズでは、技やスピードが大きく試合を左右する。そんな中、前半4分にはCTB坂井克行(スポ4)が軽快なステップで相手ディフェンスを潜り抜けトライ。「サインプレーではなく自分から仕掛けていくことを意識した」という坂井はその後も調子を上げ、試合を終えてみれば初戦だけで3トライを決めていた。攻撃の意識を持ち、まとまりを見せたチームは40-7で勝利を収めることに成功。

持ち前のすばやい攻撃で相手をかわす坂井
続く2回戦の相手は、強豪リコー。初戦から勢いを見せていたリコーとの試合は、もちろん選手たちもこの大会において意識するところ。セブンズ日本代表の選手や外国人選手も擁すことから、1対1でのスキルや、体格の違いなど力の差は否めない。我慢の連続。容赦なく攻め込んでくるリコーを相手に、ミスを連発しペナルティを重ねてしまう。そんな試合展開となった前半だが、後半はワセダも粘りを見せる。4分には好調坂井がラインブレイクするとWTB原田(教2)がフォローしトライ成功。試合終了間際にもう1トライを決めたが、反撃もここまで、14-19での敗戦となってしまった。
勝ち抜くことはできなかったものの、試合後、選手たちの口からは前向きな言葉が多く聞かれた。1つ1つの試合から課題を見つけ出し、次に繋げようとしている様子はチームの雰囲気が良い証拠。大会当日にはセブンズ日本代表・村田監督も観戦に訪れていた。試合やアップの様子を間近で見られたことから、今回対戦した2チーム以外からも学んだことは多かっただろう。『仕掛ける』をテーマに、新生『有田組』が一歩を踏み出した。(記事 石田侑、カメラ 高森静香・戸張遥)

後半はアシストで魅せた!村田
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