ラグビー
試合レポート
関東代表VS九州代表
日本A代表へ向け、猛アピール!!
平成21年度三地域対抗戦第3戦・関東代表対九州代表
3月28日 東京・秩父宮ラグビー場
東京でも桜が美しく咲き誇り始めたとはいえ、まだ晩冬の風が身にしみる秩父宮ラグビー場で三地域対抗戦第3戦・関東代表対九州代表が行われた。この対抗戦は4年振りに編成される日本A代表の選考試合という側面もあり、メンバーの大半がトップリーグで活躍する若手選手。だが早大からはフッカー有田隆平主将、ロック中田英里(ともにスポ4)の2名が大学生ながら関東代表として出場し34-10の勝利に貢献した。
九州代表にはWTB早田健二前主将(平22スポ卒=現九州電力キューデンヴォルテクス)の姿もあり新旧主将対決にも注目が集まった一戦。有田主将、中田ともに先発出場とはならなかったものの、リザーブ入りを果たし出場の時を待った。試合は前半序盤から関東代表が早大OBのHB団、SH三井大祐(平20教卒=現東芝ブレイブルーバス)、SO曽我部佳憲(平19教卒=現サントリーサンゴリアス)を中心に精度の高いパントを効果的に多用。エリアマネジメントで若干有利に立つと、同9分にこの日WTBで先発した長尾岳人(平21教卒=現東京ガス)が相手キックを果敢にチャージ。そのままボールを奪うとライン際を約60メートル走り切り、先制トライを挙げた。同23分にも関東代表はペナルティーから得たPGを冷静に沈め10-0とリードを広げる。その後は両チーム1PGを成功させるにとどまり13-3で前半を終えた。

中田(右)と有田
後半17分には有田主将、同24分には中田が交代でフィールドに駆け出した。有田主将はセットプレーに関しては「合わせる時間がまったくなかった」ためか精細を欠いたが、トライをアシストするなどフィールドプレーで存在感を発揮。中田はアタックでは大きくラインブレイクするシーンを見せ、ラインアウトでも相手ボールを奪う器用さを示しトップレベルでも通用する能力の高さをうかがわせた。試合は関東代表が後半3トライを挙げ、危なげなく試合を運び34-10で完勝した。
今週末の全早慶戦、YC&ACからついに『有田組』の戦いが本格的に始まる。今季は例年以上に春から勝利に飢え、貪欲に「一戦一戦勝ちにいく」(有田)。目の前の勝負にただ真剣に。再び頂に立つために。もう妥協している時間などない。 (記事 原敬寛、カメラ 杉山幸美)

左から中田、早田、有田
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