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ラグビー
試合レポート


早大勢が躍動、白熱のラグビートップリーグ
ジャパンラグビートップリーグ 1月9日
東京・秩父宮ラグビー場

 日本ラグビー界の最高峰に位置するトップリーグも終盤を迎え、ますます激しい戦いが繰り広げられている。そこではつい何年か前までアカクロを着てプレーしていた選手や、ともに関東大学対抗戦を沸かせた選手など様々なプレーヤーがしのぎを削っている。そのトップリーグも今季リーグ戦最終節を迎えた。

 1月9日(土)の秩父宮ラグビー場では二試合が行われた。第一試合はNECグリーンロケッツ対ヤマハ発動機ジュビロの実力者同士の戦い。前半早々ペナルティで敵陣深くまで進出したNECはモールを形成する。そこから昨年まで明大でプレーしていたプロップ土井貴弘が密集から抜け出しトライを挙げる。その後、NECはヤマハの猛攻を耐える時間が続くものの、29分に久々に巡ってきた好機を最後は二期前の早大の主将を務めたフランカー権丈太郎(平20スポ卒)がインゴールを陥れる。NECは前半終了間際にも追加点を加え19-0で前半を折り返す。しかし、後半は終始ヤマハペースで試合は進んでゆく。SH矢富勇毅(平19スポ卒)やFB五郎丸歩(平20スポ卒)などが名を連ねるBKを中心にNEC陣内に攻め入り、後半20分までに2トライを返す。28分にもチャンスを得たヤマハだったが、これをターンオーバーされてしまう。するとNECはこのボールを一気に外に運び、WTBが約60㍍を独走する。最後は懸命にフォローした権丈がゴール右隅に飛び込み試合を決定づけた。終盤に1トライを献上するも、29-17でNECが勝利を掴んだ。今後は両チームともに日本選手権の出場を懸けたワイルドカードトーナメントに進出することになった。

ヤマハ発動機のSH・矢富

 第二試合はここまで12勝0敗の三洋電機ワイルドナイツと11勝1分のサントリーサンゴリアスの優勝を懸けた試合である。前半2分、三洋のSOブラウンの上げたハイパントがサントリーのミスを誘い早々と先制のトライを奪う。三洋はその後もキックを中心とした攻撃で敵陣に攻め入る。日本代表のCTBニコラスを欠くサントリーだったが、これをキャプテン佐々木隆道(平18人卒)を中心とした粘りのディフェンスで防ぎ、試合は一進一退の攻防が続く。その後、両チームともに2PGずつ決め13-6と三洋のリードで前半を折り返す。後半も序盤は堅い展開が続いていた。しかし10分に三洋のロックであるアイブスがシンビンで退場すると流れは一気にサントリーに傾く。直後の12分、ペナルティから三洋陣内の深くまで進出すると、そこからFW勝負に出る。最後は元オーストラリア代表で世界最多キャップ数(国の代表チームとして国際試合に出場した回数)を誇るSHグレーガンからパスを受けたプロップ畠山健介(平20スポ卒)が体の強さを生かしトライを挙げる。さらにサントリーは25分にPGも決め逆転に成功する。しかし、三洋は負けている状況においてもあくまで冷静だった。34分に敵陣で得たペナルティではトライが狙える場面でありながら、あえてショットを選択し、これを決め同点に追いつく。試合はこのまま16-16の引き分けでノーサイド。これによって三洋が1位でのプレーオフトーナメント進出が決まった。一方のサントリーは2位で進出し、1月24日(日)秩父宮ラグビー場にて3位の東芝ブレイブルーパスとの対戦が決定した。

 1月24日(日)から始まるプレーオフトーナメントではますます熱く、激しい戦いが予想される。その後には日本一のチームを決める日本選手権も開催される。最高峰のプレーで観客を魅了するトップリーグから今後とも目が離せない! (真下信幸) 

試合前に集中力を高めるサントリーの選手達

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