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ラグビー
試合レポート


試合ハイライト
対抗戦 早明戦 12月6日
東京・国立競技場
早明戦を制し、2季ぶりの対抗戦優勝

 関東大学ラグビー対抗戦、最終節。3万人の大観衆の中で伝統の早明戦が行われた。前半はメイジの猛攻により、早々と2トライを奪われ、3-14とリードを許す苦しい展開。しかし、後半は途中出場の選手の大活躍もあり、16-14で逆転勝利。昨季のリベンジを果たし、2季ぶりの対抗戦優勝を決めた。

途中出場ながら、ぎゃくてんトライの突破口を開いた星野

 「早明戦には魔物が住んでいる」試合前の下馬評を何度も覆してきたこの伝統の一戦はいつの頃からか、こう言われるようになった。圧倒的にワセダ有利と言われていた昨季の早明戦も下馬評を覆した激戦であった。昨季のワセダは帝大に敗れたものの、依然として大学トップレベルのチームであることには変わりはなかった。一方、メイジは24年ぶりの大学選手権出場を逃し、チームはどん底状態。しかし、フタを開けてみると今までの不調がウソかのように蘇ったメイジ。24-26、ワセダにとってまさかの敗戦だった。そして今季の早明戦。対抗戦無敗で優勝のかかっているワセダ。大学選手権出場は何とか果たしたが、すでに3敗しており、昨季と同じくチーム状態は決して良くないメイジ。昨季と似たような状況で伝統の一戦は幕を開けた。

 「伝統の早明戦ということで強いメイジが来て、前半完全に受けてやられた。」(中竹竜二監督=平9人卒)メイジはまたも蘇った。前半6分、今季影を潜めていたメイジの重戦車FWがついにSPARQ!ラインアウトからのドライビングモールを20メートル以上押し込みトライ、メイジが先制する。さらに28分には大外展開からトライを許し、完全にメイジペース。結局、前半はPGの3点を返すのみにとどまり、スコアは3-14。まさに昨季の早明戦を見ているかのようだった。しかし、後半になると流れは少しずつワセダに。4分、再びPGで3点を返すと、19分には公式戦初スタメンのCTB内山竜輔(法3)の飛ばしパスからWTB中濱寛造(教3)がトライ。11-14とついにメイジを射程圏内にまで追い詰める。そして30分、この日1番のハイライトがやってくる。途中出場のロック星野泰佑(スポ4)が3人ものディフェンスを振り切るビッグゲイン。高校日本代表として鳴り物入りでワセダに入学した星野。しかし、思うような活躍ができず、なかなかアカクロを着ることはできなかった。4年になりやっと掴んだ早明戦でのアカクロ。この星野のプレーはまさに「4年の意地」を体現したものであり、観客を魅了した。そしてこのビッグゲインを起点に最後はSH櫻井朋広(スポ4)が逆転トライ。16-14で昨季のリベンジを見事に果たした。

去年のリベンジ!執念のトライを決めた櫻井

 早明戦を制したことによって2季ぶりの対抗戦優勝を手にしたワセダ。しかし、最終目標はあくまでも「荒ぶる」。ここからは負けたら全てが終わりの大学選手権。史上2校目の3連覇に向けて、早田組は突き進む。(佐藤啓太) 

対抗戦優勝!アカクロ戦士集合
    





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