ラグビー
試合レポート
試合ハイライト(Bチーム)
関東大学ジュニア選手権 準決勝 対慶大B
11月29日 東京・早大上井草グラウンド
FWの活躍でジュニア早慶戦は勝利
早大B 19-10 慶大B
【得点】
▽トライ 小原 伊藤 清登
▽ゴール 吉井2
※得点者は早大のみ記載
春に続き、引き分けに終わった早慶戦から一週間。関東大学ジュニア選手権の準決勝が早大のホーム・上井草グラウンドで行われた。相手は奇しくも慶大B。決着をつけるべく、両校が再び火花を散らした

先制点を奪って流れを手にしたい早大Bだったが、ゴールラインまではなかなか手が届かない。開始3分、ドライビングモールでゴールライン手前まで進むものの、鋭いタックルに押し戻される。以降も敵陣に攻め込みながらチャンスをミスやペナルティで逃し、24分には独走する相手WTBを止められずに先制トライを許してしまう。アカクロが堅いディフェンスを破れなかった早慶戦が頭をよぎる。しかし、この日の早大は一味違った。35分、敵陣深くで作ったモールを一気に押し込んでトライ。5―5の同点に持ち込むと、43分にはペナルティから敵陣ゴールラインの手前で慶大ボールのスクラムをターンオーバー。そのままインゴールまで押し切った。Aチームでは見ることのできなかったFWの活躍により、12-5で前半を終えた。
後半も早大の流れは途切れない。27分、慶大のダイレクトタッチによるラインアウトをモールに持ち込んでそのままゲイン。そして、鋭く抜け出したのはフランカー清登明(基理3)だった。早慶戦ではリザーブ入りしながらも後半40分からの出場で不完全燃焼に終わった。そのうっぷんをぶつけるかのようにタックルに来た相手を引きずりながらクロスバーの真下にボールを叩きつけ駄目押しのトライ。19-5と突き放した。その後、慶大に1トライを返されるも逃げ切り、19-10でノーサイド。ついに決勝への切符を手に入れた。
決勝はファーストフェイズでは敗れている帝京大との再戦。ジュニア3連覇を狙う早大にとって、さらには対抗戦でかろうじて勝利したアカクロにとっても必ず倒さなければならない相手である。「ジュニアの優勝がなければ自分たちの『荒ぶる』は見えてきません」(プロップ和田卓也ゲームキャプテン=商4)。是非ともリベンジを果たし、いよいよ始まる全国大学選手権へ弾みをつけてほしいところだ。ファイナルのノーサイド後、秩父宮に響くのは歓声か、それとも嘆きか。決勝の火ぶたは12月13日正午に切って落とされる。
(尾崎 睦)

◆コメント
和田ゲームキャプテン
(試合について)今日は内容よりも勝って決勝戦に行くことが一番の目標だったので、とにかく勝ててよかったです。(1週間前の早慶戦は引き分けでしたが)Aがそういう結果でこの試合はチャンスだと試合が始まる前は思っていました。でも試合になったら中盤にちょっと意識したくらいで、もうほとんど忘れていました。(どのような戦略で試合に臨みましたか)マッチスローガンが『クリーンアウト』ということで、ラックで相手に絡ませないということを強く意識していました。今回は大分実践できていたと思います。(決勝戦へ向けて)帝京さんには1度負けているのでリベンジはもちろんしていきたいです。それと、やはりジュニアの優勝がなければ自分たちの『荒ぶる』は見えてきません。なので絶対に優勝したいと思います。
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