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ラグビー
試合レポート


試合ハイライト
関東大学対抗戦 対立大 10月4日 埼玉・熊谷ラグビー場
完封逃すも「聖地」で圧巻の開幕2連勝

 成蹊大との開幕戦を100点ゲーム、完封という最高の形で制したワセダ。対抗戦第2戦で立大を迎える地は昨季の大学選手権1回戦で「豊田組」がどん底からの復活を遂げた「聖地」熊谷。中竹竜二監督(平9人卒)に「聖地に恥じない試合をするよう」と送り出された試合でワセダは14トライと相手を圧倒し、94-5で開幕2連勝を飾った。

 ワセダのトライショーの開幕は前半2分、ラインアウトからフッカー有田隆平(スポ3)が抜け出してファーストトライを挙げた。続く前半9分にはWTB早田健二主将(スポ4)が大外からのトライ。これで流れをつかんだワセダはFW、BKどちらからでもトライを奪える幅の広い攻撃を見せつけ7トライ、7ゴールを挙げ49-0とほぼ完璧な形で試合を折り返す。

 完全にワセダペースに見えた試合だったが、後半の立ち上がりに立大が意地を見せる。後半開始のキックオフでディフェンスを割られ、浮き足立つワセダ。そのスキを見逃さずテンポのいい速攻を仕掛けてくる相手に、対応が遅れてしまう。そして後半5分、ついに立大にトライを奪われてしまう。それでも後半13分、早田主将が難しいボールをキャッチして、ワセダの後半初トライを挙げる。すると、チームは次第に落ち着きを取り戻し、そこからはワセダの独壇場。終わってみれば前半と同様7トライを挙げ、94-5でノーサイドとなった。

  大差をつけての勝利も、試合後に選手の口から語られたのはミスの多発に対する反省の弁だった。たしかに失点にもつながった後半最初の20分間のプレーに関しては満足のいくものではなかったかもしれない。それでも、「ベストとは言い難いものの、見たいと思っていた個々の力という点を見ることができたのは収穫点」(中竹監督)というように、この日4トライを挙げたNO・8大島佐利(スポ4)、地味ながらも堅実なプレーを見せたプロップ瀧澤直(理工4)、ロック中田英里(スポ3)らを中心に個人の意識の高さは際立っていたといえるだろう。また、WTB中濱寛造(教3)の負傷により急遽スタメン出場となったWTB中鶴隆彰(スポ1)がトライこそ挙げられなかったものの、持ち味の俊足を活かしビッグゲインを連発し、幾度となく観客席を沸かせたことにも注目したい。

 ワセダの次の相手は昨季の対抗戦王者・帝京大を破って波に乗る筑波大。次戦こそは、「聖地」熊谷で完璧といえる試合ができるのか。「早田組」の真価が問われる時は近い。(森野 穣)

大きなストライドでDFラインを突破する中田
    





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