ラグビー
試合レポート
試合ハイライト
春季招待試合東西対抗ラグビー2009
対同大 5月30日
愛知・瑞穂公園ラグビー場
春季早慶戦の引き分けから2週間。青空広がる瑞穂で西の雄・同大との東西対抗ラグビーが4年ぶりに開催された。序盤には一時リード奪われる展開も、終わってみれば14トライを奪い88-7の快勝で今季初勝利を挙げた。
前半1分にCTB坂井克行(スポ3)が抜け出し幸先よくトライを挙げる。しかしその後は、「あんなに大きいとは思わなかった。」(プロップ瀧澤直=理工4)という同大FWに対してブレイクダウンで劣勢に立たされる。ファーストスクラムも押されるHB団がプレッシャーを受ける厳しいゲーム展開。22分には同大に自陣深くでラインアウトモールを組まれあっさりトライを献上。ゴールも決められ逆転を許してしまう。『個のExplosion』中竹竜二監督(平9人卒)をテーマ掲げた今日の試合。流れを変えたのはNO・8大島の『Explosion』といえる個の力だった。タックルされても倒れず、ボールを持つと必ずゲインラインを突破した。25分を過ぎたころには同大FWの運動量が落ち始めゲームを支配し始める。すると早大らしい早いテンポでBKにボールが回るようになりトライを連取。前半を29-7と大きくリードして折り返す。
後半に入っても攻撃の勢いは衰えず、後半20分だけで4トライを奪取。同21分には「ボールをもらいにいく自分の持ち味をどんどん出していこう」という伊藤平一郎(スポ1)が1年生離れした強さを見せアカクロ初トライを決める。その後も後半から出場したSO山中亮平(スポ3)を中心とした大きな外展開からトライを量産。ディフェンスも速い詰めで相手に攻撃のすきを与えずシャットアウトし、早慶戦からの課題だったディフェンスを修正して見せた。ノーサイドを迎えれば88-7と「セカンドゲームとしては、グッドゲーム」(中竹監督)と会心の勝利だった。
この日の先発に昨季の『荒ぶる』メンバー山中、SH榎本光祐(スポ3)、CTB宮澤正利(スポ3)の名は無かった。ポジション争いが激化するなか中竹監督は「ライバルが『Explosion』したら、それに刺激を受けて、同じポジションの人間に連鎖が起きる」とライバルの存在に期待を寄せている。この日先発だった村田賢二(スポ4)もAチーム定着に「自分のやることをやれば、負けないと思っています」と語った。次の相手は昨季対抗戦で敗れた明大。重戦車とも例えられる強力FWを有する相手だけに求められるのは原形を残さないくらいの劇的な進化であることは間違いない。(原 敬寛)

昨季、大学選手権2回戦以来の凱旋になった瀧澤
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