ラグビー
試合レポート
試合ハイライト
第59回朝日招待ラグビー
対九州代表 3月20日
福岡・レベルファイブスタジアム
日本選手権でサントリーとの戦いに破れ、大学選手権連覇を果たしたシーズンに終焉を迎えてから早一カ月。桜が咲き始め、別れと出会いの季節を迎えようとしているこの地で豊田組のラストゲーム、および早田組のファーストゲームとして臨んだ試合が行われた。相手は九州代表とトップリーグで活躍している選手を集めたチームであるだけに苦戦が予想されたが、NO・8豊田将万前主将(スポ4)自らもトライを決めるなど55―38で勝利。豊田組は有終の美で幕を閉じ、早田組は幸先のよいスタートを切った。
試合開始早々、SO山中亮平(スポ2)のタッチキックで敵陣に深く攻め入る。そこからラックにより展開し豊田前主将の突破からCTB宮澤正利(スポ2)がパスを受けそのままトライ。順調な滑り出しをみせる。その後も早大が変化自在な攻撃でリズムを掴み着実に得点を重ね、30分にはWTB早田健二主将(スポ3)から豊田前主将へパスをつなぎ、新・旧コンビでトライを決め相手を引き離した。後半からはメンバーを入れ替え、早田主将を中心として再び相手を突き放しにかかる。しかし、個々の能力はあっても新しいメンバーとのコミュニケーション不足からディフェンスの穴を突かれ、次々にトライを許してしまう。ラスト10分間の内に3トライを喫し、後半だけで31点を献上する結果となった。
「後半はチームがまとまりきれず、コアとなる部分が出せなかった」(早田主将)と反省の弁を浮かべたが、収穫がなかったわけではない。一際光彩を放ったのが、ロック中田英里(スポ2)とフランカー大島佐利(スポ3)だ。共にボールを持てば必ずゲインし、何度タックルされようとも力強いプレーでディフェンスをなぎ倒した。中田の一年間での劇的な成長ぶりや大島のラストイヤーにかける思いは、チームに大きな影響を与えるだろう。早田組は始まったばかり。個々の能力を向上させ、その力を一つにまとめ上げチームとして『Explosion』することができれば、3連覇は決して夢では終わらない。(矢崎佐代子)

ファーストゲームを勝利で納め、幸先のよいスタートをきった早田主将
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