24日木曜日、一般的にはクリスマスイブで知られる聖なる一日も、ラグビー部は練習、練習。27日の帝京戦へ向け、その本格的な対策を繰り返し行いました。
全体練習はAT&DFからスタート。ここでは、BチームのSOとFBにキックを多用させ、それを処理してからの展開を徹底的に確認しているようでした。帝京はSH滑川、FB船津2選手のキックを中心に、巧みにエリア勝負を仕掛けてくるチーム。天高く舞い上がるボールをいかに処理するかが、敵陣に入り込むうえで一つの鍵となってきます。このAT&DFは30分以上続き、その後はタックル・スイープ練習を経てFW・BK別れての練習へ・・・。
FWはラインアウトの整備に注力。FL山下選手をスローワーに置き、あらゆるサインパターンを試行錯誤しました。現在は怪我の回復に務めているPR瀧澤選手は、メモを片手に的確なアドバイスを送ったり檄を飛ばしたり―。実際に練習に参加することはありませんが、いつもと変わらぬ立ち位置からチームをリードしていました。
BKはコンタクトスーツを着て近場の攻防を確認。DFが焦点となっており、AチームのメンバーはBチームが繰り出すATへ積極的にタックルを仕掛けていきます。少しでも消極的なプレーが飛びだそうものなら、こちらも怪我の回復に務めているFB田邊選手から「ミスを怖がるな」と檄が飛びました。DFの確認を一通り終えると、今度はバックスリー(WTB、FB)が中心となってカウンターアタックの練習へ。ここでは、WTB中濱選手のスピード、身体の強さが目を引きました。先述した帝京のキックに対し、ワセダは可能な限り地上戦に持ち込みたいところ。27日の試合ではWTB早田、中濱、FB飯田3選手のカウンターがワセダに流れを呼び寄せてくれそうです。
ポジション別練習が終わると、再びAT&DFへと移行。「激しさ」はここでピークを迎え、敵味方に分かれたA・Bチームが本気でトライを奪いに行く実戦さながらの風景となりました。
怪我人続出の緊急事態にも、チームの士気は非常に高い状態でキープされているようです。27日は厳しい戦いが予想され、様々な不安も囁かれています。しかし、早田組はどんな状況に陥ってもブレません。1年間拘り抜いたその激しさで、帝京を三度粉砕してくれるはずです。
ラインアウト強化に集中したFW陣(左からPR上田、LO星野、No.8大島、PR横谷大)