番記者VOICE
セットで圧倒
本日(22日)の早慶戦試合前練習。全体練習を終えたFW陣は、セットプレーの確認を行いました。今季の慶應FWはセットプレーで対抗戦随一の安定感を誇っています。明日の試合でも、強みであるセットを軸にした展開に持ち込んでくることは明白。ワセダとしてはここで対等以上に渡り合い、試合をより有利に進めたいところでしょう。
まず大きな鍵となるスクラムでは、練習中の雰囲気にいつもと違うものがありました。一言で言えば、「静か」。マシン相手に淡々とスクラムを組むだけで、選手も、コーチも、極端に口数が少ない印象がありました。いつもは一本組む度に周りになにがしかの声を掛けるPR瀧澤選手も、この日は途中でHO有田選手と確認を取るのみに止まっています。コーチ陣でも、諸岡FWコーチが最後に「ファーストスクラムの重要性を一人ひとりが持って明日に臨んでほしい」と声を掛けたのみ。ただ静かな雰囲気とは裏腹に、メンバーの表情は明るく、それぞれの表情は納得感に満ちていました。「準備は全てやりきった」といった様子です。
その後に行ったラインアウトではDFの確認に終始。慶應がメインで使ってくるショートへのDFは大分完成されているようで、こちらも数本を行ったのみで終了しました。練習相手を務めたBチームのメンバーは、「俺が松本(慶應主将)」と、それぞれが相手選手になりきるなど、慶應の癖をかなりのレベルで研究している模様です。Bのラインアウトリーダー・井村選手からの指示にも、Aのメンバーは真剣な表情で聞き入っており、ここにチーム全体の信頼関係を垣間見ることが出来ました。セットプレーの成長は優秀な練習相手があってこそ成り立つもの。その意味で、ここ最近のセットプレーの成長にはBチームの貢献度も見逃せません。
早慶戦はまさに「理屈抜き」の展開。勝利に懸ける執念でどれだけ相手を上回れるか。ワセダFWは、試合に出る自分達の下で悔しい思いをしてきた何十人という部員の分まで戦います。「想い」の強さでは絶対に負けません。
まずはセットから、FWが慶應を潰しにかかります!!

左からPR瀧澤、HO有田、PR山岸。マシン相手に「低く鋭い」ヒットを連発した
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