全国的に急激な冷え込みを見せた11月3日、早田組は14時から通常練習をスタートさせました。低気温の中、多くの選手が長袖姿でグラウンドに姿を現したものの、時間を経るにつれ半袖姿の選手が増えていき、最後には上体から湯気が立ち上るほどの白熱ぶりでした。
内容は、ショートの攻防に焦点を当てている点は先週までと変わらず。ただ、取り組む練習メニューに変化はなかったものの、選手の意識には大きな変化が見られました。
「きれいに抜かんと思わんでいいって。無理だったらラック作ってパワー勝負!」(FB田邊副将)
「SOが捕まってるのに何で誰も寄ってこない!?(この局面で)きれいに抜こうなんて思うな、サポート!」(勝田コーチ)
と、ブレイクダウンを制圧され「自分達のラグビーが出来なかった」(早田主将&中竹監督)先日の帝京戦の苦戦を受け、想定通りにいかない局面でいかにして戦っていくかに、選手達の意識が集中されているようでした。
この意識は、FWのスクラム練習にも現れます。諸岡FWコーチは帝京大戦でのスクラムを、「総じて悪くはなかった。ただ問題なのは勝負所。そこで煽られるようなことがあってはいけない」と分析。これに反応を受けた選手達は、マシン相手にも「自陣ゴール前、○点差」と自分たちで局面を想定するなど、確かな意識の向上が感じられました。
また、その後はサブグラウンドに集まって、Bチームを相手に実戦さながらのガチンコ勝負。「ゴールライン正面相手ボール→・・・」と局面を具体的に想定し、延々と組み続けていきます。
PR瀧澤選手は、LO中田選手の代わりにAチームへ上がって来た星野選手と、1本組む度にポジションの確認を行っていました。FWの核を欠いての日体大戦、瀧澤選手の存在が益々大きなものとなってきそうです。
10月31日の帝京戦から僅か1週間後となる7日の日体大戦―。それでも、爆発するためのきっかけを掴んだ早田組には、確かな成長の跡を期待できそうです!!
密集での突破を図る瀧澤選手(中)と、サポートに入るCTB村田大選手(右)。DFはCTB坂井選手(左)