インタビュー
【ウエイトリフティング】松本潮霞 -イケイケ!New comers! 第6回
6月27日
早大体育館地下2Fウエイトリフティング練習場
先日大阪で行われた全日本選手権(全日本)。社会人も出場するこの大会、女子63キロ級で優勝したのは入学して間もない学生であった。彗星のごとく現れたニューヒロインの名は松本潮霞(社1)。そのおっとりとした優しい表情からは想像できない程の重量を挙げてしまう力の源とは。まずは選手としての松本選手に迫った。
「あえてやるというところに魅力がある」

終始笑顔で取材を受けてくださった松本選手
――まずは、6月に大阪で行われた全日本選手権での優勝おめでとうございます。優勝された感想はいかがでしたか
びっくりしましたね。実感がわかなかったです。周りの人もまさか優勝するとは思ってなかったので。姉(松本萌波・平21スポ卒=現アセット・マネジャーズ)は何年間も参加してやっと去年優勝したのに、私は2回目で優勝してしまって…。記録としては未熟です。今回は、「よかったねえ。」という反応が多かったので、次に全日本で優勝したら、もっと「おめでとう。」と言ってもらえるように頑張りたいです。
――入学して3カ月たちましたが、早大はいかがですか
最高です。名前もかっこいいですし、学生さんが上品な感じがします。皆さん育ちがいいんですかね(笑)。
――部活の雰囲気はどうですか
最高です。先生方もやさしいですし、個人を尊重してくれて、1年生だからやったらいけない、とかいうことがなくて。やる気を伸ばしてくれる部活だと思います。
――練習の頻度は
大体授業が午前中に終わって、次の授業が4、5限なので、その間に一人で一部練をして、午後から二部練です。水曜日と日曜日がオフです。
――練習風景はすごいですね
普通の女の子が見ると「え?」って思いますよね。
――尊敬している選手は
姉の松本萌波です。よく仲良しと言われますね。ウェイトリフティングの話や練習も一緒によくします。腹筋殴るんです。とても怖いですよ(笑)。
――ウェイトリフティングの魅力は
努力した分が数字ですぐわかるというところや、普通ウェイトリフティングを女の子がやっていると聞くと、引いた目で見られるじゃないですか、そういう競技をあえてやるというところに魅力があると思います。
――その中で力を入れて練習していることは
今は、フォームと腹筋です。体幹を鍛えています。
――では、ウェイトリフティングを始めたきっかけは
姉がやっていて、試合を毎回観に行っていました。そして、高校の時に顧問の先生に姉がやっているということで誘われて始めました。陸上部に入っていたのですが、ウェイトリフティングと兼部していました。
――ウェイトリフティングの好きなところは
自己新記録が上がった時と、きつい練習でも、毎日腹筋を続けていれば、割れてきたりとか…筋肉がついてきたら快感ですね。逆に嫌いな時は、手の皮がむけた時ですね。凄まじい痛さです。
「大学の授業は難しい」

取材の横ではトレーナーが選手の状態をチェック。松本選手の語るとおり、選手の自主性が重んじられるのがよく伝わる練習風景であった
――オフは何をしますか
水曜日は5限まで授業ですね。水曜日も日曜日も家でひたすら寝ます(笑)。
――ワセダを選んだきっかけは
姉が同じ大学というのもありますが、ワセダは入試制度から、文武両道を掲げているからですね。
――お姉さんはスポーツ科学部ということですが、どうして潮霞さんは社会科学部を選んだのですか
通学に便利だからです。姉は実家から所沢のキャンパスに通って、練習のたびに早稲田キャンパスに来ていたんです。それは大変だなあと思って…。それと、スポ科のアスリートの方とスポーツするのが怖いんですよ(笑)。あと、将来は広告系のお仕事に就きたくて、社学(社会科学部)を選びました。広告クリエーターになりたいです。
――通学にはどのくらいかかるか
1時間半くらいですね。満員電車がたまらなく嫌です。汗っかきなので、余計にです。一人暮らしに憧れます。
――学業の両立はどうですか
すごく困ってますね。大学の授業は難しいです。教授の言っている意味がわかりません(笑)。
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