携帯アクセス解析

インタビュー


【レスリング】西洸大×北村公平 -イケイケ!New comers! 第4回
6月26日
早大レスリング道場

 レスリング選手と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、メディアによく登場する浜口京子(ジャパンビバレッジ)や吉田沙保里(ALSOK)といった女子選手ではないだろうか。しかし、ワセダのレスリング部は男子もアツい! 全日本学生王座決定戦2連覇中、5月の東日本学生リーグ戦でも62年ぶりに優勝を飾るなど、めきめき強くなっている。今回取材したのは、そんなワセダの新戦力、北村公平(教1)と西洸大(スポ1)。高校時代、北村は総体や国体で5冠を達成、西も選抜Vを始め数々の実績を残してきた超新星だ。取材テーマは、ずばり『ギャップ』。二人の『ON・OFF』『スタイルと性格』『レスリングの個性』の3つのギャップを通して、スーパールーキーの素顔とレスリングの魅力に迫った。


GAP.1 ON・OFFのギャップ


終始落ち着いた態度で質問に答えてくれた北村(左)。しかしいざ試合が始まると、まるで別人(右)に

 写真を見てもらいたい。右が北村、左下が西。試合中の2人の顔(右側)は、キッと引き締まり、まさに真剣そのもの。一方で、オフの時の2人(左側)は、優しく穏やかで、まるで別人のようだ。優秀なスポーツ選手ほど、気持ちの切り替えは早い。そんな2人はどのようにしてレスリングに出会ったのだろうか。

――レスリングを始めたきっかけは
◆北村:小学校の時は肥満体形だったので、何かスポーツをしないといけないなと思っていました。ちょうどその時、近くのレスリング場でジュニアレスリングチームが立ち上がったというチラシを見て、楽しそうだなと思ったのがきっかけです。他の人は少年野球やサッカーをやっていましたが、自分は人と違うことをしたいなと思い、好奇心でレスリングを始めました。
◆西:僕は、父親に何かやるように言われて、練習場所に連れていかれたのがきっかけです。空手か何かかな、と思っているとレスリングでした。初めは何このスポーツ、という感じでしたね(笑)。そのまま、レスリングというスポーツが何か分からない状態で始めました。


にこやかに取材に応じてくれた西(左)。一体この笑顔のどこにこれほどの迫力(右)を隠し持っているのか

 ひょんなきっかけで始めたものの、『たまたま』出会った競技がレスリングだったのは、運命の巡り合わせだろう。小学生の時に始め、中高と続け、ワセダに入学。志望理由は、「小学校の頃の恩師がワセダで、ずっとワセダに憧れを抱いていた」(北村)、「姉(西のどか=社4)がワセダのレスリング部で、練習内容に魅力を感じた」(西)からだそうだ。
試合経験も豊富で、数々のタイトルをものしてきた2人。 しかし、試合について尋ねると、意外な答えが返ってきた。

――試合では緊張したりするんですか
◆西:はい。試合前になるとガチガチに緊張してしまうので、音楽を聞いたり、ガムを噛んだりして、緊張を緩めています。
◆北村:僕も試合前になるとガチガチに緊張して誰とも喋らなくなってしまうので、音楽を聞いたりして緊張をほぐしています。高校時代はそんなことはなかったのですが…。今は音楽を聞いてリラックスした気持ちで試合に臨めるようにしています。

――どんな音楽を聞くんですか
◆西:そんなにノリノリの曲は聞かないです。割とゆっくりめの曲を聞きます。具体的にいうと、Def Techとかです。

 実績豊かで屈強そうな2人でも、かなりのプレッシャーに押しつぶされながらも闘っていることに、少なからず驚いた。試合に臨む姿からは、「ガチガチの緊張」は微塵も感じられない。
そんな2人も練習がオフの時には、普通の大学生に戻る。自分の好きなことをして、リラックスをするようだ。

――練習がオフの時はどんなことをするんですか
◆北村:基本的には遊びに行っています。新宿に映画を見に行ったり、渋谷や原宿に買い物に行ったり。その時の気分で色々変えていますね。
◆西:映画が好きなんで、映画を見に行ったり、時間がない時にはDVDを借りて見たりします。
――好きな若手芸人はいますか
◆北村:チュートリアルやブラックマヨネーズです。
◆西:ケンドーコバヤシさんですね。あの人は天才だなあって思います(笑)。

 大物ルーキーといえど、素顔はお笑いや遊びが好きないたって普通の大学生。同じような一面を持ち合わせていることに安堵し、記者が今まで抱いていた先入観が、良い意味でくつがえされていった。

  1/3  次へ

一覧へ
TOPへ