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インタビュー


【バスケットボール】早慶戦直前インタビュー
 熱き戦い、再び――。永遠のライバルとして数々の名勝負が行われてきたバスケットボール早慶戦。今年もついにそのときがやってきた。試合を前に、早大からは相井大樹主将(教4)、井手勇次(スポ4)、金井賢治(スポ4)そして慶大からは二ノ宮康平主将、酒井祐典、岩下達郎ら主戦級の選手たちに話をうかがった。


前列左から岩下(慶大)、金井。後列左から酒井、二宮(ともに慶大)、相井大、井手

――みなさんのキャラクターを知りたいんですけどチームメイトがどんな人か教えてくれませんか?
◆酒井:じゃあワセダから。
◆井手:相井は腹黒くて、秘密主義で…。
◆金井:適当で…。
◆相井大:なんでやねん!比較的真面目やとおもうけどな。
◆井手:責任感が強くて、誰とでも話せてチームをまとめられる存在。キャプテンに適任だよね。

――金井さんはどんな人ですか?
◆井手:賢治は適当で。
◆相井大:あまのじゃくだよね。本当はそう思ってないのに違うことを言っちゃうみたいな。
◆井手:シャイなんだよね。意外と恥ずかしがり屋さんなんだよ。あと勉強が出来ない(笑)。でもなんだかんだで愛されてるんだよね。
◆相井大:適当でもみんなに大事にされてるよね。
◆金井:もう恥ずかしいから(笑)。

――井手さんはどんな人ですか?
◆井手:僕はまぁ、真面目で…。
◆金井:井手は適当で、ネクラで…。
◆井手:ネクラは違う(笑)。もっと良いとこ言って。
◆相井大:負けず嫌いかな。
◆井手:それはある。
◆相井大:Bチームに負けるのとかが嫌だし、1対1とかで負けるのも嫌だよね。それがプレーに出てる。
◆金井:まぁ、真面目で授業真面目に出て、僕の授業も全部組んでくれました(笑)。

――ではケイオーの方は面白い人はいますか?
◆久保田:祐典は天然で面白いってよく思われるんだけど、実はいつもウケを狙っていて、よく言えば賢くて計算高く、悪く言えば腹黒い(笑)。でもバスケになるとすごい責任感があって、練習を真面目に取り組む姿勢もあり、頼れる存在です。ただ、練習中に独り言が多くて何を言っているのかよく分からない時もあります。後輩は怖がっている人もいれば、変な人だなと思っている人もいると思います。
◆酒井:それも計算です(笑)。

――次は岩下さんについて教えてください
◆酒井:誰とでも喋れて、学校の中では女の子からチヤホヤされ、男からも人気ですね。自分から絡みに行けるんでどこに行っても人気者です。
◆二ノ宮:やっぱりデカイんで、皆その話題から入るんですけど、普通はそれだとあんまし会話が弾まなさそうじゃないですか。でも岩下は人柄が良いんで、すごく印象が良い。
◆酒井:友達がすごく多い。
◆二ノ宮:そう、とにかく第一印象がメチャクチャ良い。

――最後に二ノ宮主将について
◆酒井:賢い(笑)。 
◆二ノ宮:お前言わなくていいよ(笑)。
◆岩下:巷では『こどもキャプテン』と呼ばれているらしいんですけど、考えがすごくしっかりしています。最近では人前で喋ることにも慣れてきて、キャプテンシーを発揮してくれているし、とにかく頼れる存在です。

――ここまでのチームについて教えてください。新チームがスタートしてから数カ月。練習試合も何試合かこなしてチームの形もだいぶ見えてきたのでは
◆井手:何試合かやってきたけど、うちはムラがありますね。去年以上にかみ合ったときの力はあると思うんですけど。トーナメントでは絶対にベスト4には行きたい。そして決勝に行きたい。というか俺はいける気がする。
◆相井大:良い状態でプレー出来たら行ける。悪くなったときにガーって崩れちゃうんだけど。相手チームがどうこうというよりは、前期ということもあるし、いかに自分達のプレーが出来るかだよね。そこを目指していけば良い結果が出るんじゃないだろうか。

――ケイオーはどうでしょうか?
◆二ノ宮:まだ課題が山積みで、全然だめです。けど逆に言えば伸びしろが大きいので、これからの取り組み次第ではすごいチームになると思います。
◆岩下:やっぱり世代交代したんで、僕ら既存の中心選手が新戦力を生かせるようなチームにしたい。そこが上手く機能すれば、進化できるチームだと思うので、しっかりと取り組みたいです。
◆酒井:岩下が言ったように、可能性があるチームだと思います。これから京王電鉄杯や関東トーナメントがあるので、そこでいかに周りを生かすプレーを出来るかが勝負だと思っています。

――今年は早慶戦の場所が代々木第二体育館ではなく、日吉ですね。少し残念な気持ちはありますか
◆相井:あーそれはありますね。
◆井手:アウェーじゃん。怖くてシュートとか打てない。俺、繊細だよ(笑)。
◆岩下:個人的には代々木でやりたかったんですけど、最後の年がホーム開催ということで、友人からなにから集めてケイオー一色にして勝ってやろうと。
◆二ノ宮:全てでケイオー一色にして去年の雪辱を晴らせるように頑張りたいです。
◆酒井:これ同じことしか言えませんよね(笑)。ただ勝利そこだけに集中したいです。

――ワセダは今年はどんなチームですか?
◆井手:プレイスタイルがないよね。
◆相井大:たぶんケイオーは24秒を使わずに割と早く攻めてきますから、うちは逆に24秒いっぱい使って攻めてリズムを狂わせる。つまり相手に合わせて嫌なことを嫌なことをしていくってのがスタイルかな。万能って言えば聞こえが良いけど、チームカラーがないのかな。

――もっと具体的にケイオーとはどう戦っていくのでしょうか
◆相井大:ケイオーはみんなシュートを打ってくるとは思うけど、やっぱり中心になるのはこの3人ですよね。だからこの3人を抑えればうまくいくのではと思ってます。
◆井手:まぁね。理想は全部抑えることなんだけど。リズムというか中心となる場所があるのでそこを狂わせればね。まぁ、それが難しいんだけど。

――ではケイオー側はワセダにどんなイメージを抱いているのでしょうか?
◆二ノ宮:4年生主体というか今年力入れてると思うんで、相当の強い気持ちで臨んでくると思うんですけど、こっちもそれ以上に頑張りたいです。
◆岩下:それなりにポテンシャルがあるチームで勢いに乗ったら相当やっかいですね。まぁ最初から叩き潰せば問題ないと思います。
◆酒井:ワセダのイメージは井手君一人ですね(笑)。去年も最後にやられたんで、あれを止めるために1年やってきたようなもんですよね(笑)。真面目に答えるとシューターが多いですね。インサイドは久保田ぐらいなので。戦い方としてはインサイドは岩下に任せて、僕たちはシューターをいかに抑えるか。それが勝敗に繋がっていくと思います。

――他にワセダと戦ううえでどういうことを考えているのですか?
◆酒井:今年は去年のような接戦な展開に持っていかれたらやられそうなので、できるなら(点差を)離して勝ちたいです。
◆井手:僕らも離したい(笑)。
◆酒井:たぶんそんなにうまくはいかないんだよね(笑)。

――ワセダがケイオーで警戒したい選手は誰ですか?
◆井手:酒井。
◆金井:酒井やー。
◆酒井:ワセダは井手君ですかね。去年も最後にやられていますし。
◆金井:あーそれ去年な二ノ宮が出てきたから、井手が空いたんや。俺どうしようかパニクってた。東さんにボール渡して、もうボールもらいたくなかったのにまたきてさ(笑)。で酒井を抜こうとしたら二ノ宮が来てヤバいと思ってたんだよね。
◆井手:俺待ってたから(笑)。まぁ、酒井は仕事人ですよ。
◆酒井:ワタクシ、その井手君の3Pの後に、同じように逆転のチャンスがあったのに決められなかった…。
◆ワセダ一同:あーあせった、あせった(笑)。

――酒井さんと実際に対戦してみてどうですか?
◆井手:ウザイ、だるい(笑)。
◆相井大:あと、重たい。
◆ワセダ一同:おっさん(笑)。
◆井手:やっぱり厄介なプレーヤーという感じ。見た目はカッコイイ…そんな嘘つけねぇや(笑)。
◆相井大:地味だけど、リバウンドやルーズボールとか1番重要なとこを担っている存在。
◆井手:酒井がいるのといないのとでは全く違う。去年はファールで下がってくれて助かった。あれが大きかった。あと二ノ宮もなんだかんだで勝負どころでシュートを入れてくるから、やっぱり二ノ宮もつぶしたい。酒井と二ノ宮のどっちかをコートから追い出せたら流れは来るんじゃないですか。

――ではケイオーがワセダで一番警戒すべきは誰でしょうか?
◆岩下・二ノ宮:久保田…得点源ですから。
◆酒井:去年もあいつにインサイドでやられて悪いリズムになってしまった。同じ高校なんであいつにやられるとむかつくんですけど(笑)。個人的にはガードには負けたくないです。

――とケイオーは考えているようですが、ワセダのキーマンになってくるのは
◆相井大:やはり久保田かなと。
◆井手:それはある。やっぱあいつが良いとチームの調子も変わってくる。河上や二宮が今年は入ってきたけど、久保田の高さはなんだかんだいってね。1年生とはやってきた経験が違ってると思う。(1年生は)こちらの要求することが分からない部分もあると思う。そういう意味でやっぱり久保田には40分出てほしい。
◆相井大:相手にも応じてだよね。小さいチーム相手だったら、1年生とか小さいメンバーでも良いかもしれないし。

――ではケイオーのキーマンは
◆二ノ宮:家治…。
◆金井:じゃあ俺家治とマッチアップしよ(笑)。
◆酒井:でも僕たち3人ですね。いかに周りを生かせるかだと思います。

――慶早戦はやっぱり特別ですか?
◆岩下:盛り上がりが本当にすごいです。
◆酒井:チームとしての公式戦とは違って定期戦として慶早戦勝利を目標に掲げるくらい大切にしてます。思い入れは本当に強いです。

――早慶戦に懸ける意気込みは
◆井手:ちょっとまだ時期が早いよな。先にトーナメントがあってどうしてもそっちを考えてしまう。
◆相井大:早慶戦は負けられない試合。時期が近づいてくればくるほど早慶戦の重みとかっていうのは感じてくると思います。そうなった時に4年生がどう思うのかってのが勝利に関わってくると思います。まず今はトーナメントで1つ1つ課題をクリアしていって早慶戦に繋げていきたい。
◆二ノ宮:去年初めての負けを味わってどの大会で負けるより悔しかったんで絶対に勝ちたいと思います。
◆岩下:もうあんな思いはしたくないんで、絶対勝ちます。
◆酒井:春シーズンの最終目標として慶早戦に勝つと決めているのでチーム一丸となってワセダをぶっ潰します。

※取材は京王電鉄杯、関東大学選手権前の4月17日に行ったものです。


◆相井大樹(そうい・だいき)


1988年(昭63)10月25日生まれ。185センチ、85キロ。滋賀・光泉高出身。教育学部4年。ポジションはガード。今季早大の主将を務める。数々のエース級を守ってきたディフェンスには定評がある。


◆井手勇次(いで・ゆうじ)


1988年(昭63)6月8日生まれ。180センチ、80キロ。福井・北陸高出身。スポーツ科学部4年。ポジションはガード。ここぞという場面でシュートを決める強心臓の持ち主。


◆金井賢治(かない・けんじ)


1988年(昭63)4月22日生まれ。190センチ、84キロ。京都・東山高出身。スポーツ科学部4年。ポジションはフォワード。ワセダが誇るオフェンスマシーン。どこからでも点に絡んでいく。


◆二ノ宮康平(にのみや・こうへい)


1988年(昭63)8月1日生まれ。173センチ、69キロ。東京・京北高出身。環境情報4年。ポジションはガード。今季慶大の主将を務める。慶大の得意なアップテンポな展開へと試合を作っていく司令塔。


◆酒井祐典(さかい・ゆうすけ)


1988年(昭63)4月16日生まれ。187センチ、84キロ。福岡・福岡大大濠高出身。環境情報4年。ポジションはフォワード。攻撃、守備、リバウンドと全てに絡むオールラウンダー。


◆岩下達郎(いわした・たつろう)


1988年(昭63)12月16日生まれ。205センチ、97キロ。東京・芝高出身。総合政策4年。ポジションはセンター。205センチの長身から『ゴール下の守護神』の異名をとる。
    

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