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インタビュー


【水泳部】古賀淳也インタビュー(前編)
 100メートル背泳ぎ金メダル――。今夏行われた世界選手権で、唯一金メダルを日本にもたらした男・古賀淳也(スポ4)。北京五輪の落選からそこからの再起、今季日本選手権での大活躍、ローマへの道のり、ライバル入江(近大)との関係、そして将来について。1時間半に渡る取材で、古賀が大いに語った。
(取材は9月24日に行われたもので、ホームページ掲載用に編集致しました)

――それでは世界水泳のことを中心にお話を伺っていきたいと思います。まずは金メダルおめでとうございます!
ありがとうございます(笑)

――金メダルへのプロセスの中で、一番の始まりというのは昨季の日本選手権(北京五輪出場を逃した)かなと思うのですが
北京を逃した時はそんなには…。僕としては悔しい気持ちよりも、終わって一安心という気持ちの方が強かったですね。でも五輪を見たり、注目されている選手、仲の良い選手を見ていて、これって本当は悔しい気持ちなんじゃないかなって思うようになった。それで何とか活躍している選手たちと同じ舞台に立ちたいと。練習を頑張れるようになったのはそれからですね。

――今季の日本選手権後に、しんきゅう師の白石宏さんに喝を入れられて…という報道が多くなされました
9月、10月くらいのことです。どうすればいいか分からなくて髪を染めたりピアスを空けたり色々おかしなことをやっているうちに、白石先生から一喝されて、こういう風にすればいいんだ、今後の自分につながるんだという道がちゃんと見えました。

――五輪から世界水泳に、目標の切り替えはしっかりできたのでしょうか
あくまで目標は世界水泳、もっと長くいうと(2012年)ロンドン五輪を見据えて、今年はステップの一年としてやってきました。金メダルを取れるか取れないかは自分では全く考えてなかったんですけど、日本選手権の結果や調子が良さからもしかしたらっていう気持ちはありました。

――練習されていく中で自身に足りなかったが見えてきたのではないでしょうか
集中したレースは泳げるのですが、集中できないくらいスタミナがないというか、一本はできるけど二本、三本となると疲れてしまい、気持ち的にも身が入らなくなってしまう。もっと集中力はつけた方がいいんじゃないかとは思っています。

――そういった点を強化するためにどういった練習をされてきましたか
これからもやっていくことだと思いますが、一日の中でメインの練習というのがあるのですが、それをまずきっちりこなすこと。それととにかくどんな練習をするにしても、プルにしてもキックにしてもクールダウンにしても、必ず意識できることがあると思うので、ただ泳ぐだけではなく考えながら泳ぐことで集中力がつくのではないかと。そして、それを続けていけば気持ちを切らさずに練習をやっていけると思うので、自然と集中力も付くのではないかなと考えています

――日本選手権に向けて調子は上向いていったのですか
いえ、そういうわけではないです。実際自分がどのくらいのタイムを出せるのかは全く分からなかったですし、本番一週間前までは同じ練習をしていた選手よりもはるかにタイムが遅かったりしたのでかなり焦っていましたね。でも、その一週間前から一日ごとに調子が上がってきて、練習中にもそこそこのタイムが出るようになって。他の選手よりは遅いですけど、本番はこのくらいのタイムが出るんじゃないかなっていうのは自分の中でしっかり持てるようになっていきました。

――「このくらいのタイム」というのは
(100メートル)52秒台です。このくらいは出るんじゃないかと。

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