野球部特集
【第3回】後藤貴司~迷いを振り切り狙い打ち
2006年、夏。早実高で甲子園優勝。歓喜に沸く甲子園で深紅の優勝旗を掲げたのは主将の後藤貴司(社3)だった。チームの4番を務め、守備位置は遊撃。決勝は同点犠飛、再試合では決勝点となる適時打を放つ活躍を見せた。その後藤が、大学進学前に思い描いた青写真があった。「ワセダが絶対優勝する。2、3位なんてあるはずがない」。しかしながら、現実は理想に重なり合ってはくれなかった。
苦悩の一年
開幕5連勝で優勝ロードを快走した昨秋。第3カードを終えて6勝1敗と、優勝に手が届くところまで来ていた。しかし、そこからまさかの4連敗。優勝は、するりと逃げていった。「もっと4年生が奮起していれば・・・だからこそ自分たちが優勝に導きたい」。敗戦から固めた決意。「内野が全員4年生。(副将の)宇高(幸治=スポ3)だけでなく、4人で引っ張っていく」。4年生の思いは一つ。勝利、優勝、そして「4冠」。後藤自身も、打率1割台と低迷した。二塁に定着するも思うような結果を残すことはできなかった昨季を、こう振り返る。「迷いがあった」。

自分らしさで頂点を目指す
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