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ワセモバ戦評


2009秋vs法大3回戦
 覇権奪回へ黄色信号が灯った。19日の神宮球場、ワセダは法大先発・加賀美の前に打線が沈み、連日の完封負けを喫してしまった。これで法大戦の勝ち点を逃したワセダは、再来週の慶大戦で勝ち点を取らない限り、優勝することが不可能となる。

 この日の先発はエース・斎藤佑樹(3年)。前々日のKO負けを受けてのマウンドに強い意志を持って臨んだが、初回からあっさりと先制点を献上してしまう。2回に迎えた満塁のピンチは何とか凌いだものの、3回に四球と安打で得点圏にランナーを背負うと、6番・亀田の犠飛で簡単に追加点を許した。4回にはリズムを取り戻して三者凡退に抑えたものの、裏の攻撃で代打を送られ、斎藤はこの回でお役御免となった。ランナーを出してからが真骨頂の斎藤だが、この日はいつもの粘り強さが見られなかった。

 また、打線は散発2安打と完全に加賀美に抑え込まれる。2回には4番・山田敏貴の右前安打を足掛かりに1死満塁のチャンスを作ったが、7番・後藤が併殺打に倒れる最悪の結果に。先制点を許した直後の攻撃だっただけに、この回の拙攻はあまりに痛すぎた。7回以降はランナーすら出すことが出来ず、屈辱の2試合連続完封負け。
 法大と争った3試合、ワセダの打線は全く噛み合わなかった。この日先発を外れた原寛信(3年)を筆頭に中軸の当たりが止まり、得点まで「あと一本」が出ないやきもきした展開が印象強い。

 次戦はいよいよ最終の「早慶戦」。勝ち点を落としたとはいえ、優勝へ向けてワセダが半歩リードしていることには変わりない。投打のキーマン不調という心配種もあるが、残り2週間の調整を経て、また元気な姿を見せてくれるはずだ。ワセダ、悲願の優勝へ向け、次こそは絶対に負けられない!
    




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