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【女子サッカー】見事な逆転劇!価値ある白星
第16回関東女子リーグ戦
7月11日
早大東伏見グラウンド

この日2得点をマークしたエース大滝
厚い雲が空一面を覆う中、ワセダは武蔵野短大と対戦した。試合序盤は自分たちのミスから立て続けに得点を許す予想外の展開に。しかし後半、2点のビハインドから臼井理恵(スポ3)のゴールで反撃の狼煙を上げると、続いて大滝麻未(スポ3)が2得点を奪い逆転に成功し、ワセダが辛くも白星を手にした。
前半立ち上がり早々、不用意なパスミスからボールを失いカウンターから失点。この失点で動揺したのか、なかなかペースがつかめない。すると14分、またしても中盤でパスをカットされ1点目と同じような形から2点目を献上。予想外の2失点でようやく目が覚めたワセダは、徐々にパスが回るようになり試合を支配し始めた。だが、大滝を中心とした攻撃陣が相手ゴールを脅かすも、なかなかゴールに結びつかない。途中、有町紗也香(スポ4)が裏に抜けだし絶好のチャンスかと思われたが、キーパーがペナルティエリア外でセーブ。副審はハンドをアピールしていたが主審が気付かず試合は続行。会場は異様な雰囲気に包まれていたが、24分、ボールを受けた大滝がゴール前に侵入しヒールで落とす。それを小山季絵主将(スポ4)が冷静に決め、前半は1点ビハインドで終了した。

逆転に向けリズムを作る臼井
後半に入ってからもワセダのペースは変わらず、チャンスも多く生まれたがフィニッシュの精度を欠く。得点が欲しいワセダは50分に原一歩(スポ4)を投入し攻撃に厚みを持たせ攻勢にでた。しかし前がかりになり始めた52分、一瞬の隙が生まれ再び失点。1-3となり敗色が濃厚になる。だが「全員が取り返せると思っていた」(臼井)と言うように、選手たちは決して諦めていなかった。
61分に小野瞳(スポ4)の精度の高いコーナーキックから臼井がヘディングでゴールネットを揺らすと、68分にはエリア内でボールを受けた大宮玲央奈(スポ1)が絶妙な切り返し。このプレーが相手のファールを誘いPKを獲得。これを大滝が落ち着いて決め同点に追いつく。そして73分、右サイドを突破した原のセンタリングに大滝が頭で合わせ4-3とし、この逆転劇に終止符を打った。
決して内容のいい試合とは言えない。とはいえ、こういった接戦をものにできる所はさすがといったところ。「逆転勝ちができることは自分たちの実力だと信じていい」(臼井)というように、試合終盤での強さは相手を圧倒していた。きょうの試合から得たものは想像以上に大きいはず。最後まで決して勝負を捨てなかった選手たちは貴重な経験を積み、また1つ強くなった。
(記事 山本利樹、カメラ 竹端集、沖嶌めいアリスン)
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