全部活試合結果
【ボクシング】明大に勝利で幕を閉じたリーグ戦
第63回関東大学リーグ戦
7月10日
東京・後楽園ホール

一瞬の隙も与えない仲江川
戦力の1年生二人が怪我で欠場するも、最終試合に懸けた他の選手たちがそれを補い明大相手に5対2と差をつけて勝利した。ライトフェザー級下河博史(スポ2)、ライト級藤井剛(スポ3)ともに2ラウンド目でレフェリーストップコンテスト(RSC)で勝利を挙げたり、ライトウェルター級仲江川順規(スポ3)が形勢逆転の好試合を見せたりと、来年に繋がるようないい結果でリーグ戦を終えた。
1試合目、下河の強烈な右、そしてRSC判定での勝利はワセダを景気づける貴重なものであった。次戦、石井亨主将(文4)は「ダウン取ろうという意気込みで戦いました」というように果敢に攻めていく。責任感を力に相手を倒した。ライト級熊谷哲大(理工4)は惜しくもポイント負けしてしまうが、同階級の藤井が決定的な左フック2発でRSC判定を出し借りを返す。「タイミング良く当たっただけ」となにげなく振り返るが、次期キャプテンとしての自信から生まれた強さを感じた試合であった。バンタム級酒井邦裕(教4)はいつも通り危なげない試合展開を見せワセダ優勢に貢献した。
しかし6試合目の仲江川は2ラウンド目まで終始相手の猛打にあい、青コーナーに勝利の二文字を思わせた。運命の3ラウンド目。仲江川は「スパートをかけました」と語るも仕返しという言葉のほうが似合うほどの重いパンチを次々と繰り出してゆく。「結構ポイントを取られていましたが、あの一発で流れが変わりましたね」それは顔面を見事に捕えた一発であり、相手はふらつく体を立て直すのがやっとで立場逆転は歴然。レフェリーによって仲江川の腕が高くあげられたのは言うまでもない。最後に登場したのはウェルター級水谷悟朗(スポ4)。積極的な姿勢で立ち向かっていくが、パンチは空を切る。1ラウンド残り1分30秒を残しKO判定が出され、リングを後にした。
きょうの課題を克服した彼らは、この2部リーグという舞台にきっと足跡を残すだろう。今季は5戦3勝2敗、6大学中2位という結果に終わった関東大学リーグ戦。一部復帰には届かず先輩の夢は後輩へと受け継がれた。夏は個人の試合が続くが、そこでひとりひとりがレベルアップすることが求められる。再びワセダの名にかけて集い戦う秋に、力爆発することを望む。
(記事 森美咲紀)
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