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【女子サッカー】後期リーグに突入!白星発進
第16回関東女子リーグ戦
7月4日
群馬・太田市運動公園
先制点を挙げ、守備にも走り回った谷本
群馬県太田市。日本でいちばん暑いと称される熊谷にも負けぬ暑さを誇るこの地の夏は、昨今では40度近い気温を記録する。灼熱とも呼ぶべき太陽の照りつけは、やはりワセダの選手たちの体力をじわりじわりとむしばんでいった。「喉の乾きを少しでも感じれば、すぐに水を飲むこと」(小野瞳=スポ4)、「とにかく大きな声を出し合うこと」(小山季絵主将=スポ4)と、チーム内でも対策を講じていたようだ。加えて長時間のバス移動もあり、決してパーフェクトとは呼べない状況下でのコンディション管理が、今試合の大きな鍵となった。
序盤はワセダがやや攻勢ながらも、一進一退の攻防が続く。細かいパスを繋ぎ敵陣に迫るワセダとサイドからの突破を図る関学大。先にゴールをこじ開けたのは9分、ワセダだった。有町紗也香(スポ4)が数人のDFを物ともせず、ゴール前までボールを運ぶ。相手DFを引きつけながらのキラーパスは柔らかく、的確に関学の急所を突いた。パスを受けた谷本晴奈(スポ2)が、冷静にネットを揺らして先制した。
このゴールをきっかけに、ワセダの雰囲気はがらりと変わる。だが幾度となく関学ゴールに迫るものの、相手GKのファインセーブに阻まれ、ワセダは思うように得点できない。
前線からプレスをかける渡井
後半を折り返すも依然得点できないワセダに対し、徐々にリズムを掴み始めた関学は、ワセダゴールへと立て続けにシュートを放つ。地元の暑さに慣れた関学と、コンディションは決して良くないワセダ。ワセダのパスは精度を欠き始め、思い描くフィニッシュの形までなかなか結びつかなかった。
それでも苦しい時間を耐え抜いたワセダは、持ち前の俊足とテクニックを生かした原一歩(スポ4)が74分に長いドリブルからそのままシュート。ボールは相手ゴールのネットを強く揺らした。
守りきったワセダは2—0で勝利。だが試合後、長岡義一監督は苦言を呈した。相手に合わせてやるのではなく、自分たちのサッカーを組み立てていかなければならない。パスの精度や確実に点を取れるフィニッシュといった課題が見えたと、勝つだけでなくその内容にもこだわりを持っている。「チーム一丸となって勝ちきりたい」と小野瞳(スポ4)は語る。この意識がある限り、去年インカレ制覇を成し遂げた王者は更に進化し続けるだろう。
(記事 臼井由佳、カメラ 山中太裕)