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【女子サッカー】男子の借りは返した! 慶大に快勝
第9回早慶女子定期戦
6月27日
神奈川・慶大下田グラウンド

縦横無尽に走り回り相手を掻き回した有町
今年で9回目を数える女子の早慶定期戦。立っているだけで汗が吹き出てくるような蒸し暑さと、アウェーでの試合ということで選手たちにとっては厳しい条件が揃っていた。それでも2日前に慶大に0-2で敗れた男子の借りを返すべくア式蹴球部女子が敵地に乗り込み、快勝した。
試合は完全にワセダペース。バックラインからの縦のロングパスや、サイドからのドリブル突破、そしてダイレクトパスを織り交ぜながら2列目の選手が次々と裏へ走り込んだりと、何度も慶大ゴールを脅かす。ディフェンス面ではバックラインと中盤で慶大オフェンスを囲い込みボールを奪取。高さ、球際、スピード、全ての面で慶大を圧倒した。すると前半17分、左サイドを破った小野瞳(スポ4)のグラウンダーのクロスに原一歩(スポ4)が左足でゴール右隅に流し込み先制。前半29分には慶大のオウンゴールで2-0。その後FKから直接ゴールを決められ2-1とされるも、前半終了間際に有町紗也香(スポ4)が慶大ディフェンダーのバックパスを奪ってチーム3点目のゴールを決めて、いい流れの中3-1で前半を折り返す。

前線で得点を狙い続けた原
しかし後半に入ると暑さの中疲れが出てきたのか、前半と比べパスミスが目立ち始める。崩しの局面でも淡白さが見られ、フィニッシュの精度も欠いていた。終盤には審判の判定に抗議した高畑志帆(教3)が2度の警告を受け退場。ベンチは交代のカードを次々と切り出し、流れを変えようとしたが結局後半のスコアは0-0。前半の大量得点のムードとは一変し、とうとう1度もゴールを破ることができなかった。
試合全体を通じて慶大にチャンスらしいチャンスを与えず、失点はセットプレーからの1点のみ。安定感抜群の守備で慶大オフェンスを完全に封じ込めた。これで早慶定期戦の通算成績はワセダの8勝1分け。国立競技場で行われた前回の早慶定期戦での引き分けの悔しさを晴らした形となるとともに、宿敵慶大との力の差をはっきりとさせた。しかし目指すは全日本大学女子選手権(インカレ)2連覇。目標は高い。きょうのように常に敵陣でゲームを展開しシュートを打ち続けられる場合はいいものの、全国の強豪を倒すには数少ないチャンスをものにする力が求められる。久々のベストメンバーで試合に臨めたというのに内容には課題が残った。選手たちもそれを自覚しているようで、「シュートに気持ちが入っていなくてあまり決めきれなかった。」(有町)など3-1の勝利にも反省の声ばかりが聞こえてきた。インカレ連覇のためにも自分たちのプレーの精度を上げ、前年度以上のチームになって優勝することを期待したい。
(記事 竹端集、カメラ 山中太裕)
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