全部活試合結果
【アーチェリー】慶大に敗戦、ベスト8に終わる
第45回全日本学生女子王座決定戦
6月27日
静岡・ヤマハリゾートつま恋

矢取りから戻った選手をたたえる岡村主将(右)
年間を通して唯一の全国規模で行われる団体大会である全日本学生王座決定戦(王座)。雨が降りしきる静岡・掛川で行われた今大会で、早大は予選を5位で通過し、決勝トーナメントに進んだ。トーナメント1回戦は順当に勝ち進み、2回戦で慶大と対戦。これまで今季負けなしだった相手に185-186と1点差でまさかの敗北を喫し、昨季の3位にも及ばぬベスト8という結果に終わる。優勝を狙えるチームだった、意気込みも十分だった。それでも、チームは敗れた。
翌日の決勝トーナメントの振り分けを決める1日目。16チーム中、近大、日体大、同大、慶大に続いて5位で通過した。結果、2季連続でトーナメント2回戦で慶大と対戦することに。昨季から団体戦で負けなしの早大の目には打ち破るべき相手とは映らなかった。例えどんなに相手が好調でも、早大にとって敵になるはずはなかった。降り続く雨が少し弱まる中で、2回戦が始まる。スロースターターである早大は序盤、点数をなかなか伸ばすことができず、最終エンドを残して7点ビハインド。それでも「絶対に追いつけると思っていた」(岡村静香主将=スポ4)。土壇場で田多里絵子(スポ3)が持ち矢2本を10点に入れ、猛チャージをかけるが一歩届かず。最終的なスコアは185-186。あと1点、数センチ横に当たっていれば。6点を1エンドで追い上げた分、余計に悔いが残る。

チームを去る本田監督(中央)は最後に選手へ頭を下げた
最初に涙をこぼしたのは矢取りから戻る選手をコーチ席で迎えた岡村主将だった。つられるように出場選手が、応援区域のサポートメンバーが続く。結果発表が終わっても、円陣を組んでも、選手の涙が止まることはなかった。欲しかったのは、頂点のみ。『悔しい』――真剣に優勝を狙っていたチームにとってそれ以外の言葉はなかった。
二人の4年生と本田浩一監督(昭45理工卒)はこの大会で引退となる。ベスト8は求めていた結果ではなく、決して満足できるものではないかもしれない。負けたという事実がすべて。しかし、必死で過ごしたこの1年の経験は自身に、そして後輩の心に残る。「感謝の気持ちでいっぱい」(子川真奈美=教4)。「楽しい時もつらい時も支え、引っ張ってくれたのは4年生」(鈴木優香=スポ2)、「ありがとうございましたの一言です」(池内麻美=スポ2)。監督へ、後輩へ、先輩へと交わされる感謝の言葉とともに、果たせなかった目標が50代目をむかえる次代へと受け継がれる。
(記事、カメラ 尾崎睦)
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