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全部活試合結果


【ボクシング】大東大に敗北、昇格は来季に持ち越し
第63回関東大学リーグ戦
6月26日
東京・後楽園ホール


素早いストレートを放つ下河

 リーグ戦第4試合目が行われ、大東文化大に3-4で惜敗。通算4戦2勝となったワセダはリーグ戦優勝の可能性を失うと同時に一部リーグ復帰の道も絶たれてしまった。きょうは前回欠場していたエース藤井剛(スポ3)、仲江川順規(スポ3)両選手が出場しベストメンバーが揃うも、早大は大東大のぶれのない攻撃にそれぞれが僅差で敗北してしまう。

 ライトフライ級の下河博史(スポ2)は「1ラウンド目は様子を見て抑えめで行った」と言うように、中盤から勢いを増し、鋭いパンチを何度も相手選手の顔面・ボディに突き刺した。3ラウンド目では捕えた獲物は逃がさないがごとく、しばしば相手選手をコーナーに追いつめる展開を見せ、10.3対5.0という大差で初戦を勝利で飾った。続く石井亨(文4)、酒井邦裕(教4)、須藤脩仁(スポ1)、仲江川は相手の流れに呑まれいつものような動きができない。盛り上がってゆく青コーナーの大東大。負けじと早大側も大きな声援を送るも、ワセダは決定的なパンチが入れられず警告ばかりが重なっていく。試合終了のゴングがむなしく響いた。ふたを開けてみれば、警告での減点が痛手であることは明らかだった。


相手選手の顔をとらえた藤井

 ライト級藤井は「きょうの試合は優勝がかかっていたので、(自分が)出場しないで負けるのは嫌だった」ために故障を抱えながらも出場。しかしリングの上では痛みを感じさせない余裕のある様子で、相手のパンチを読み切ってかわす。藤井も11.0対6.3と差をつけて勝ちを奪った。自分の役割を理解ししっかりとそれを果たしたエースであった。ウェルター級の浅岡は「相手が打たれ強くて、倒しきれなかった」と試合終了後に残念そうに答えたが、その破壊力満点の右は、見る者にため息をもらさせた。相手も食い下がることなくパンチの応酬をするも応援に後押しされた浅岡を止めることはできず、軍配は赤コーナーに上がった。

 平野光男監督は試合を振り返って、「警告が多かったが、どんな時も絶対に間違われないようなプレーをしなければならないので、言い訳はできない。それときょうは相手に合わせた姿勢が目立った」と語った。また選手の大半が体を痛めている状況に対して、自己管理の甘さにも頭を抱えた。課題は山積みのようである。来月に控えている最終試合の相手は明大。リーグ戦優勝・一部昇格はなくなったものの選手たちの闘志は消えてはいない。きょうの課題を克服した彼らは、この2部リーグという舞台にきっと足跡を残すだろう。
(記事、カメラ 森美咲紀)

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