ア式蹴球部
試合レポート
練習試合 対横浜F・マリノス
練習試合 対横浜F・マリノス
8月22日
神奈川・横浜F・マリノスMM21トレーニングセンター

相手GKに倒されPKを得た幸田
快晴の横浜で行われたJ1横浜F・マリノスとの練習試合。高いモチベーションで臨んだはずのワセダだったが、プロの洗礼を浴び、ここ最近の試合で目立っている失点の多さという課題を克服するヒントを掴めないまま0-10で大敗を喫した。
前半立ち上がりから、F・マリノスが前線でのプレス、ボール奪取をシュートに結び付けて怒涛の攻撃を見せつける。ワセダにとって、あわや失点の場面が何度も続いた。F・マリノスはFW小野裕二(F・マリノスユース在籍中の17歳)を基点に、後方からサイドの選手や中盤の選手が追い越していくスピードある攻撃を繰り返した。特に、追い越したサイドの選手へのスルーパスから、低いクロスを上げられる場面が目立った。小野自身のクロスバーに当たる惜しいシュートも含め、何本も決定的なシュートを打たれるがワセダはなんとかこの時間帯を無失点で切り抜けた。
対するワセダは、守備に回る時間が長いため、自分たちの攻撃の形を作れない。プレスが早いこともあり視野が狭くなりがちで、ボールサイドでのショートパスに終始することが多く、リズムを変えるサイドチェンジやスルーパスはほとんど見られなかった。そんなワセダが最も得点に近づいたのが27分。MF寺島尚彦(文構4)のスルーパスに抜け出したMF幸田一亮(スポ4)がキーパーと1対1に。ここで倒されてPKを得る。待望の先制点かと思われたが、幸田のキックはコースが甘く、キーパーに阻まれた。そして39分、中途半端になったワセダのクリアボールを拾ったF・マリノス、MF狩野健太がこれを冷静に決めて0-1。ついに、スコアの上では保たれていた均衡が破れた。前半終了間際に再び狩野に決められ、前半を2点ビハインドで折り返した。

相手の猛攻を防ぎきることができなかった赤堀
後半、反撃の糸口を掴みたいワセダは、前期リーグチーム得点王のFW富山貴光(スポ2)らを投入する。 一方F・マリノスは後半開始から左サイドハーフに、昨季までワセダに在籍した松本怜(平22スポ卒)を投入。「ボールを持っていない時の動き出しを意識しながらプレーしている」(松本)との言葉通り、中央に切りこんだり、前の選手を追い越したりと積極的に動き回った。力の差に疲労も加わったワセダは、徐々にF・マリノスの波に飲み込まれていく。ミドルシュートあり、ヘディングシュートありの多彩な攻撃の前になすすべはなく、終わってみれば10失点。後半終了間際のMF中野遼太郎(スポ4)、MF奥井諒(スポ3)のシュートもゴールネットを揺らすことはできず、0-10で試合終了のホイッスルが吹かれた。
試合後、後輩たちの戦いぶりに対して「もっと頑張れるはず。もっと気持ちを前面に出したプレーを」と語った松本。プロの舞台へと踏み出した先輩の姿は、後輩たちの目にどう映ったのだろうか――。いよいよ後期リーグが幕を開ける。先輩も袖を通したユニホーム。ワセダの名はそう簡単には汚せない。
(記事 川上大志、カメラ 戸張遥)
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