ア式蹴球部
試合レポート
第47回高麗大定期戦
第47回高麗大定期戦
7月17日
早大東伏見サッカー場

やっとの思いでゴールを決め、佐々木に抱きついた幸田(手前)
梅雨明けの晴天の中行われた第47回高麗大定期戦。序盤こそ一進一退の攻防が続いたが、韓国王者ながらも主力8人をU-20代表合宿で欠きコンディションも万全ではない高麗大を、ワセダは豊富な運動量で圧倒し1-0で勝利を収め、通算成績を10勝46敗15分とした。
立ち上がり、体格で勝る高麗大相手に、ワセダの動きには固さが見えた。しかし試合が進むにつれて、ワセダのパスが回り始める。サイドからの攻撃や、中央突破など様々な形からシュートに持ち込む。33分にはMF柿沼貴宏(教3)からのパスを受けたMF寺島尚彦(文構4)がゴール目の前で決定的なシュートを放つも、相手GKのナイスセーブに阻まれる。圧倒的にシュート数で勝るも、どこか決め手を欠き前半は0-0で終了した。

左サイドバックで初出場の、1年レフティー三竿
後半は終始ワセダペース。全国大会終了直後の来日で疲れの見える高麗大は、カウンターからの攻撃でしかチャンスを作り出せない。しかしそうした攻撃も今季初めて本職のセンターバックで起用された岡根直哉主将(スポ4)を中心に跳ね返す。縦パスを多用し再三チャンスを作り出しながらも、なかなか得点の決まらない時間の続くワセダは、FW松井亮太(スポ3)、FW佐々木絢也(社3)、DF望月理人(スポ1)などのフレッシュな選手を投入。この日定められた7つという交代枠を利用し、攻撃を活性化させゴールを狙う。そしてMF中野遼太郎(スポ4)を投入した直後の後半38分、岡根主将のサイドチェンジから望月、中野とつなぎ、左サイドにいた佐々木から再びパスを受けた中野が中央でシュート。相手GKにはじかれたところをDF幸田一亮(スポ4)がつめ、ついに待望の先制点が生まれた。後半45分、相手のイエローカードにより得たPKを決め切れなかったワセダだが、最後まで運動量を落とすことなく集中してプレーを続け1-0で勝利した。
試合後、選手たちは「練習でやっていることが出来て良かった」(幸田)と口を揃えた。そして、岡根主将が「きょう一番良かったこと」と語るのは、DF三笠雄斗(スポ1)が先発入りするなど、一年生が今季初めて出場したことだ。また、今季全試合左サイドバックで出場していた幸田がボランチで起用されるなど、普段とは違うスタイルで勝利を収めたことは大きな成果である。何より、関東リーグ前期9位、総理大臣杯予選敗退、早慶戦敗北とこのところ調子の上がらないワセダにとって『勝利』という結果は自信につながるだろう。これから、ア式蹴球部は夏合宿を迎える。全日本大学選手権優勝という目標に向けて、暑い夏はまだ始まったばかりだ。
(記事 池田朋美、カメラ 千歩まゆあ)
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