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箱根インタビュー


【特集】箱根路のキーマン 第5回 矢澤曜
 第5回は昨季の箱根駅伝、今季の出雲駅伝、全日本大学駅伝と三大駅伝すべてで1区を務めたワセダ不動のスターター矢澤曜(教2)。この1年間、いかなる大会でも確実に結果を残しており、いまワセダで最も波に乗っている選手と言えるだろう。そんな矢澤に今季を振り返ってもらうとともに、チームや悲願の箱根総合優勝への思いを語っていただいた。
※この取材は12月2日に行ったものです。

攻める走りで「ギリギリまで挑戦」

――まずはトラックシーズンを振り返っていただきます。5月の早大記録会、関東学生対校選手権(関カレ)で立て続けに五千メートルの自己ベスト(13分50秒01)を更新されました
今季最初の記録会の前は、冬から春にかけていい練習が積めているかといえば、そうではなくて、箱根のときからずっとアキレス腱炎を引きずっていたような感じだったんですよ。それで結構不安があって、どういう結果になるかわからない中で自己ベストが出たので、自分としてはびっくりしましたね。あとで振り返って考えたのは、冬から春にかけて不調でも箱根の前の集中練習をしっかりやったことが地力になったのかなってことですかね。

――ホクレンディスタンスチャレンジでは一万メートルの自己ベスト(28分45秒56)が出ました
7月の自己ベストに関しては箱根前の練習と春になってからアキレス腱が良くなって、そこで練習を積み始めたことで自分が成長して、いい記録が出たって感じです。

――13分台、28分台というのはやはり目標としていたタイムでしたか
 そうですね、目標にしてきたので、今年の春に出せたのは良かったかなと思います。

――夏の合宿がうまく積めたとのことですが、プラスになった点はどこでしょうか
 夏はこなすだけでも自分の力になるところが多いので、今年はしっかり最後まで積めたってところでパワーアップしたんじゃないかなって思います。

――トラックシーズンではだいぶ良い感触が得られたのでは
春まではあんまりうまくいかなくて駄目でしたね。でも春が終わってシーズンを迎えてからは一貫して練習してこれたので、良かったと思います。

――総じて好結果だったととらえていますか
トラックシーズンで一番大切な試合が関カレと全カレ(日本学生対校選手権)になってくるんですけど、結局入賞できたのが関カレの五千メートルだけだったので…。たしかにタイムも出ていていいようには見えますけど、僕としてはもっと優勝を目指して、優勝するように勝負できたら良かったんじゃないかなって思いはあります。

――トラックで優勝するにはスピードが必要だと思うのですが、自信はつきましたか
去年に比べてスピードが付いてきたとは思うんですけど、結果が残せていなくて。全カレは合宿後で疲れがあったことは確かなんですけど、疲れがある状態でも攻めていくだけの力がなかったかなと思います。

――続いてロードシーズンについて振り返っていただきます。まず出雲駅伝で1区を走りましたが、それはいつ渡辺康幸監督(平8人卒)から伝えられたのでしょうか
もう夏合宿の時には「出雲と戦日本に関しては1区だから」と言われてましたね。

――それを聞いたときはどう感じましたか
やっぱり1区っていうのは流れに乗るために重要な区間なので、そこを任せてくれたっていうのは素直に嬉しかったですし、1区だからどうってことはなくしっかり走ろうと思いました。

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