箱根インタビュー
加藤創大選手

過去3年間の箱根駅伝では6区を担当し、『山下りのスペシャリスト』の異名を持つ加藤創大選手(スポ4)。今回も、総合優勝を目指すチームの命運を握る選手だが、今季は故障もあり、ハーフマラソンで6位入賞を果たした5月の関東インカレを最後にレースから遠ざかっている。自身も不本意な走りに終わり、悔し涙に暮れた前回の箱根から1年、どのような想いを持って4度目の箱根に臨むのだろうか。大学をもって競技からの引退の意向を固めている加藤選手に、早稲田での4年間について、そして自身最後となる箱根への想いを語って頂いた。
――まず始めに、今シーズンを振り返ってみて頂けますか。
レースがすごい極端に少なかったシーズンだったので、僕自身あんまりメリハリっていう部分がなかったっていうのがあるんですが、でもその中でも一応関カレでは最低限の仕事ができたかなと思います。その後は、ちょっと夏合宿で足が気になったりして思うように練習が積めなくて、なかなかうまくいかずに今まで来てるって感じですね。
――試合への出場が少なくなった理由は?
意図的ではないんですけど、たまたま上手くレースの日程と自分の練習の調子が合わなくて。なので、途中ケガもあったんですが、関カレからは一回もレースに出ずって感じになりました。
――ケガというのは大きなケガだったんですか?
右の足首を捻挫してしまって、夏合宿が終わって9月の終わりくらいから1ヶ月位走れなくてって感じですね。
――では、夏合宿までは練習をこなせていたのですか?
練習自体は全部一応こなしてはいたんですけど、ただ足に不安があったのでメニューをジョグにしたり、自分でやる練習のところでは例年よりも距離が少なかったっていうのはあるんですけど。
――出雲駅伝、全日本大学駅伝は、その影響で出場されなかったんですね。
出雲に関して言えば走る予定だったんですけど、その捻挫がちょうど出雲の前に来てしまって出れなくてって感じで。全日本の時もまだ練習が十分に出来てなかったので普通に(メンバーから)外されたっていう感じです。やっぱりチームメイトが走っているのをテレビで見てるっていうのは、ちょっと寂しかったですね。
――チームを客観的に見て感じたことは?
優勝を目指しているチームとして、出雲も全日本も4位ってことで、詰めの甘さっていうかチームがまだ完成されてない部分がすごい出てしまった2レースだったんじゃないかなと思いました。
――話は変わるのですが、大学卒業後は競技を引退されると伺いました。競技を続けない理由は?
色々考えたんですが、「もういいかな」って思ったのが正直なところあるんですけど(笑)、ただある意味『走り』を仕事にするっていうのは僕のレベルでは考えが甘いのかなと思った部分もありますし、自分がやりたかった仕事に就けたっていうのもあって、走るってことより、そっちの方がやりたいって自分が思えたので、そっち道に進もうと決めました。

卒業後は、百貨店大手の伊勢丹に就職する。
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