箱根インタビュー
【特集】箱根路のキーマン 第4回 八木勇樹
昨年、1年生トリオの1人とうたわれ、箱根路を駆け抜けた八木勇樹(スポ2)。今季はトラックシーズン、出雲、全日本と自分が納得のいく結果を残せていない。第4回は2年生になり、精神的にも成長した八木選手に箱根への意気込みや上級生となって成長したことを伺った。
※この取材は12月2日に行ったものです。
『自分のスタイル』で

――09年を振り返って
特にこれといった感想はないです。
――トラックシーズンの手ごたえは
やってた試合で結果を残せてないので、そういった面では納得のいかないシーズンだったというか、まぁ自分が弱かったかなという感じです。
――5000mで自己新も出ましたが
それについては普通というか、自己ベストを出してどうこうというわけではなく、普通に出た。力がついたというわけではなくて、元々走れていたタイムではあったと思います。
――出雲は
全然ダメでした。
――部員日記で葛藤や悩みがあったと書いてありましたが
悩みは走れてなかったので色々あります。高校時代に走れていた自分と、今はまったく走れていない自分っていう理想と現実のギャップですね。でも、全日本で2区を走るっていうのは夏くらいから渡辺(康幸監督=平8人卒)さんに言われていて、夏からじっくりと走っていったので、全日本の2区を走ることを念頭に入れて練習していました。
――では夏休みは出雲というよりは全日本に焦点を当てていたということですか
そうですね。
――全日本後の練習は
上尾も走ったんですけどまったくダメで・・・上手く自分の中でかみ合ってなかったので当然の結果ですね。
――今季目標にしているタイムは
全然ないですね。勝負で勝てばおのずとタイムはついてくるものなので、これといってタイムだけを狙っていくというのはないですね。
――理想のレース展開は
特にないですね。理想レース展開というかその時によって違うので、どういうレース展開になっても対応できるだけの力がないとダメなんで。こういうふうになったらいいとか、自分の得意とするスタイルはできるだけ考えないように、どうなっても対応できるようにしています。
――理想の選手は
いないですね。陸上に関してはこれという目標とする選手もライバルもいないです。ほかのスポーツだと「こういうのもあるんだ」って色々な新しいものを取り入れようとしたりはしますけど。陸上では誰もというか世界一になった選手がいるわけでもないので、そういうラインにとらわれずに僕は僕の道を進んでいって必ず頂点に立つという目標があるので、自分のスタイルを貫いています。
――ほかのスポーツと言っていましたが、具体的に参考するのは
格闘技ですね。
――亀田選手がお好きだと聞きました
亀田選手だけじゃなくて内藤選手も好きなんですけど、それでこの前も試合みました。小学校の時から格闘技が好きで、陸上競技マガジンは買ってないんですけど、格闘技通信はずっと買って、愛読していて、そういう中で陸上としてこれが必要ってのは色々ありますけど、そういうのではなくて男としてというかそういう感じの考えなので。走るのが好きで僕はやってるわけではないので・・・。
――陸上がお嫌いですか
陸上は嫌いでもないですけど、生活の一部ですね。男として一度やり始めたら上を目指してやらないといけないので、それが今までは本当にいい感じで持続している感じでしたけど、一時期は走るのも嫌だと思う時もありましたね。結果も出なかったですし。
――ワセダに入学してからも嫌だと思うことはありましたか
ワセダに入学してからの方が多いですね(笑)やめたいやめたいって。結果を出せなかったら正直やってても意味ないので、練習がこれだけできたとかの過程が充実してたとか言っても結果が出なかったら、競技者としてはなんの意味も持たないので、自分の中で妥協して「これだけ練習できてるからいいだろう」とかではなくて、貪欲(どんよく)に結果を求めていかないといけないですね。
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